「第100回ウェスタンオープン」有力選手のコメント!
2003年 第100回ウェスタンオープン
期間:07/03〜07/06 場所:コグヒルゴルフ&CC(イリノイ州)
タイガー6打差で優勝に向けまっしぐら!!
イリノイ州レモントにあるコグヒルゴルフ&カントリークラブで開催されている、米国男子ツアー『ウェスタンオープン』は、予選ラウンド2日間ともに雨による中断があったが、この日は穏やかな天候に恵まれた。
初日から首位に立ったタイガーは2日目に少し伸び悩んだが、11アンダーで首位をキープ。そして3日目は7ストローク伸ばし通算18アンダー。2位に6打差をつけて最終日を迎えることになった。
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この日もタイガーは、スーパーショットが炸裂するような内容ではなかったが、確実にバーディを積み重ねた。5番パー5でイーグルを奪うなど前半を6アンダーの30で折り返した。13番で3パットのボギー、14番パー3もティショットをグリーン右サイドのバンカーに入れ連続ボギー。このまま勢いをうしなってしまうかと思われたが、15、17番で再びバーディを奪った。
タイガーと同じ最終組でラウンドしたデビッド・トムズはタイガーのペースについていけなかった。10アンダー単独2位でスタートしたトムズだが、この日はボギーが先行し2オーバーでのラウンドだった。タイガーと同じような攻め方をするのだが、少しの差でグリーンをオーバーしたり、ショートしたりと運もついていなかったようだ。
12アンダーで2位に浮上したのはロバート・アレンビーとクリフ・クレスギの2人。そして、タイガーと同じく7ストローク伸ばしたリッチ・ビームが、11アンダー4位に浮上した。2日目の後半は3つのボギーでスコアを崩したビームだが、この日は7バーディ、ノーボギーと完璧なランドだった。
注目の日本勢だが、貞方章男以外の3人が予選を突破し、田中秀道が上位で粘っている。13番でボギーを叩いた田中だが、15番でこの日3つ目のバーディを奪い8アンダーまで伸ばしたが、最終18番でダブルボギーを叩いてしまった。スタート時の6アンダーと代わらないが、15位から26位に後退してしまった。