米国男子ツアー第17戦「HP クラシックofニューオリンズ」が5月1日（木）から4日（日）までの4日間、ルイジアナ州ニューオリンズにあるイングリッシュターンゴルフ＆CCで開催される。

「コンパック クラシック」として行われた昨年は、韓国の崔京周が2日目からの首位を守り米ツアー初優勝を飾った。単独首位で最終日を迎えた崔だが、2位との差は1打。混戦になるとの予想に反し、崔はバーディを重ね2位以下を引き離していった。そして、守りに入るかと思われた終盤も勢いは止まらず終わってみれば4打差。堂々たる戦いで勝利をものにした。

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女子ツアーでは朴セリを筆頭に多くの韓国選手が活躍中。しかし男子ツアーでは、最近目立った活躍は見られなかった。それだけに地元韓国でも注目が集まり、米ツアー初優勝の快挙を大ニュースとして取り上げていた。今年も崔は開幕戦の「メルセデス選手権」で2位に入るなど好調をキープ。もちろん今大会もディフェンディングチャンピオンとして出場する。

世界ランク上位者の出場は、D.ラブIII、P.ミケルソン、V.シンなど。中でも気になるのは今季まだ未勝利のP.ミケルソン。マスターズではM.ウィアにレフティのオカブを奪われた形になってしまった。そのマスターズでは3位に入るなど上位入賞を果たしている試合も多く不調ではないはずだが、そろそろ勝ち星を挙げたいところだろう。

また、以前全米オープン2連覇を達成し、昨年のライダーカップではキャプテンを努めたカーティス・ストレンジが1987年以来の出場。大ベテランの久しぶりの出場にも注目が集まっている。

日本人選手の出場は4人。田中秀道、横尾要、久保谷健一、貞方章男だ。今季は残念ながら今のところ目立った活躍が見られていない日本人選手。昨年韓国のスポーツメディアを騒がしたようなニュースが、今週末日本に飛び込んでくることを期待したい。