今週「シェル・ヒューストンオープン」に出場する“マスターズ”たち
2003年 シェル・ヒューストンオープン
期間:04/24〜04/27 場所:レッドストーンGC(フォールクリークコース)(サウスカロライナ州)
5年振りの優勝を狙う!!F.カプルスが9アンダー単独首位
2003/04/25 09:00
米国男子ツアー第16戦「シェル・ヒューストンオープン」が開幕した。昨年までは、同じテキサス州のウッドランドで開催されていたが、今年からヒューストンにあるレッドストーンGC(フォールクリークコース)に舞台を移している。
快晴に恵まれたラウンドに思えたが、午後になって天候は一変。雷雲が接近し中断に入った。再開後は日没ぎりぎりまでプレーが進行されたが、それでも、中断の影響で約半数の選手がホールアウトすることが出来なかった。
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初日スコアを伸ばしたのは、ベテランのフレッド・カプルスだった。10番ホールからスタートしたカプルスは、前半を2アンダーで折り返すと後半は5バーディの30でラウンドをマーク。この日のカプルスは、3~5メートルのバーディパットをことごとく沈めた。
カプルスと1打差の6アンダーには、オーストラリアのスチュワート・アップルビーなど3人が並び、さらに1打差の5アンダー5位にはビジェイ・シン、ベテランのピーター・ジェイコブセンなど6人が並んでいる。ジェイコブセンは、開催コースとなるレッドストーンGCの設計に携わり、コースに関しては他の誰よりも詳しい人物だ。
今週日本からは、田中秀道、久保谷健一、貞方章男、横尾要の4人が出場している。日本勢は全員午後からのスタートになり、貞方だけはホールアウトできたが、他の3人は1ラウンドの途中で初日のラウンドを終えた。
暫定ではあるが、最上位につけているのは17番ホールを終了して2アンダー41位の田中秀道。あと1ホールでホールアウトという状況だったが、暗闇迫るラウンドのため17番でこの日初めてのボギーを叩いてしまった。
ホールアウトした貞方と、9ホール終了した横尾要が、イーブンパーの91位で並び、10番ホールを終えた久保谷は2オーバー124位と出遅れた。しかし久保谷は、3連続ボギーでスタートし、7番ではダブルボギーを叩き5オーバーになったが、8番から3連続バーディを奪いスコアを戻してきたところで日没。この調子を明日も維持してもらいたい。