2011年 WGC HSBCチャンピオンズ
期間:11/03〜11/06 場所:シャーシャンインターナショナルGC(中国)
F.ヤコブソンが勝利に王手! 池田が20位に浮上
◇世界ゴルフ選手権◇WGC HSBCチャンピオンズ3日目◇シャーシャンインターナショナルGC(中国)◇7,143ヤード(パー72)
単独首位からスタートしたフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)が6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算16アンダーでその座を堅守。2位との差を2打差とし、自身初のWGCタイトルに王手をかけた。
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ヤコブソンは2番(パー5)から3連続バーディを奪い、序盤からリードを広げる。9番でボギーを叩くが、直後の10番でバーディを奪い返し流れをキープ。その後は勢いを取り戻し、13番で7.5mを沈めてバーディ。さらに14番(パー5)では14mのロングパットをねじ込んでバーディを重ね、後続との差を広げた。
通算14アンダーの単独2位に、南アフリカのルイ・ウーストハイゼン。通算13アンダーの単独3位にオーストラリアのアダム・スコット。通算12アンダーの4位タイに、ロリー・マキロイ(北アイルランド)とリー・ウェストウッド(イングランド)が続き、世界の強豪たちが首位の座をうかがっている。
池田勇太は9バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい内容ながら4つ伸ばし、通算7アンダーの20位タイに浮上。平塚哲二は通算2アンダーの41位タイ、藤田寛之は通算1アンダーの47位タイ、松村道央は通算イーブンパーの53位タイとしている。
<日本勢のコメント>
池田勇太
今日は午前中はすごくいいゴルフが出来ていた。入れたいところきちんと入れられたし、いいゴルフが出来た。でも後半は無駄が多かった。それでもよく切れずに最後まで盛り返したと思う。ちょっとずつでしたけど、「らしさ」が戻ってきたのかなという感じがしている。絶好調ではなく悩みながらだから、今はいい部分と悪い部分が両方出ている。でも先週までに比べたら天と地ほどの差。今日は前半から後半にかけてもパットが良く入ってくれた。あと1日このままの流れでやっていきたい。
松村道央
またスタート時点まで戻せたんでね。明日またベストを尽くすだけですけど、ゴルフの調子自体は上がってきている。昨年に続いて2回目の出場でこのコースは慣れてきている。でも距離が長いんで大きなスコアは出にくい。明日はまたアンダーパー目指して少しでも順位を上げていきたい。
藤田寛之
今日は何とか盛り返すこと出来たけど、ただ、この大会はみなレベルが高いし、コースも難しい。自分が2アンダーで回っても、できればやっぱり60台を出し続けていかないと順位は上がらない。それだけレベルの高さを感じる。明日も60台目指して、1つでも多く縮めていきたいと思ってます。