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G.オギルビーとP.ケーシーが決勝進出!

アリゾナ州マラナにあるザ・リッツ・カールトンGCで開催されている、2009年WGC(世界ゴルフ選手権)の第1戦「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の4日目。準々決勝、準決勝と続けて実施されたこの日、決勝はジェフ・オギルビー(オーストラリア)とポール・ケーシー(イングランド)の対決に決まった。

まずベスト4に勝ち残ったのは、19歳の新鋭ロリー・マキロイ(北アイルランド)に2&1で勝利したオギルビー、同じくアーニー・エルス(南アフリカ)を2&1で下したスチュアート・シンク、そして、ショーン・オヘアーに4&3で勝利したケーシー、ジャスティン・レナードに2&1で勝利したロス・フィッシャー(イングランド)の4人。

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決勝進出をかけて争われたオギルビーとシンクの戦い。まずリードしたのはオギルビー。スタートから2ホール連続でリードを奪うと、途中その差を縮められながらも、中盤までリードを保つ。折り返し直後の11ホール目でシンクにオールスクエアとされるも、オギルビーが13番から連続バーディにイーグルと、一気に3UPのリードを奪う。そして迎えた16番。勢いに乗ったオギルビーが、ここでもバーディを決め4&2で決着。シンクもこの4ホールはパーセーブをしてきたが、強気の攻めを見せたオギルビーがあっという間に決着をつけ、決勝進出を決めた。

もう一方の準決勝は、ケーシーとフィッシャーのイングランド対決。スタートホールでさっそく1UPのリードを奪ったケーシーは、その後も崩れる気配を見せず、6番で2UPのリードとする。8番でボギーを叩いたケーシーに対しパーセーブしたフィッシャーが差を縮めるも、オールスクエアとするには至らず、13番で再びケーシーの2UP。そして佳境に差し掛かった16番でフィッシャーが1UPに戻すも、続く17番でケーシーが再び2UPに戻し、そのまま2&1で決着。ミスの少ない緊張感にあふれる好勝負であった。

この結果、決勝のカードはオギルビーとケーシーの対戦に決定。ここ4年で3度目の決勝進出と、マッチプレーに抜群の強さを見せるオギルビー。2006年以来のビッグタイトルを手にすることになるのだろうか?それともケーシーがイングランドにタイトルを持ち帰るのか? 激戦必至の決勝に注目したい。

2009年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権



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