マサチューセッツ州北部にあるTPC of ボストンで行われている、米国男子ツアーの第35戦「ドイツバンクUS選手権」の2日目。ワールドランキングNo.1の座を狙うビジェイ・シン（フィジー）が猛チャージをかけてきた。

出だしの1番パー4でチップインイーグルを決めて絶好のスタートを切ったビジェイは、勢いに乗りバーディを量産する。ショット、パットともに冴え渡りこの日のベストスコア「63」をマーク。通算11アンダーまで伸ばし11位タイから首位に踊り出た。

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一方、初日首位に立っていたタイガー・ウッズは、ティショットが安定せず、前半は我慢のゴルフが続く。後半に入ると徐々にペースを取り戻し、この日は5バーディ2ボギーでのラウンド。だが、ビジェイの快進撃についていくことができず、通算9アンダーの2位タイに後退している。

日本の丸山茂樹が快進撃を続けている。初日3アンダーの11位タイにつけていた丸山は、ボギーのない安定したゴルフを披露。この日5つのバーディを奪い、通算8アンダーの5位タイに浮上。絶好の位置で明日からの決勝ラウンドに挑む。

そのほか日本勢の田中秀道はスコアを1つ落とし通算イーブンパーとするも、58位タイでぎりぎりで予選通過を果たした。一方、宮瀬博文は、この日1つスコアを落とし通算4オーバーの111位タイで予選落ちを喫している。