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【WORLD】R.サバティーニ、新キャディのミスで遅刻
Golf World(2012年1月16日号)GW bunker texted by Dave Shedloski
23歳のキャディ、ミック・ドーランは、新しく付くことになったボス(ロリー・サバティーニ、南アフリカ)に極めて重要な連絡を忘れる大失態を犯した。
サバティーニは米国ツアー開幕戦「ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の第2ラウンドのティタイムに遅れそうになったことに気付き、練習グリーンからキャディーと共に小高い丘を70ヤードも走ったが、ショーン・オヘアーとのティタイムに僅か30秒遅れ、2打のペナルティを科された。
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「完全に僕のミスです」とはキャディのドーラン。「こんなことは初めてです。ロリーに付いて初めての週だというのに…。まぁ、なかなか良いスタートだったでしょ?幸運にも彼は冷静に対応してくれました。僕は(自分に)腹を立てていましたけれど、彼はどうとでもなるというような表情でしたから」。
サバティーニは、「お互いに時間のことは忘れていたんだ。どうすることも出来ないさ。科されたペナルティを取り返せば良いだけのことだったし。ミックは悪いと思っていたようだけれど、これは完全に僕のミスだ。ゴルフをプレーするのは僕の仕事だからね。まぁ、起こったことは仕方がない」と状況を説明した。
他のPGAツアーの大会とは異なり、同大会の開催コース(ハワイのプランテーション・コース at カパルア)には練習用のグリーンに目視出来る時計が設置されておらず、ティグラウンドだけが見えるようになっている。過去1度もスタート時間に遅れたことがないサバティーニだったが、それだけパットの練習に集中していたのだろう。そして、ドーランの時計も4分遅れていたという。
オープニングホールこそトリプルボギーとしたが5番のパー5でイーグルを奪取し、その日は3アンダー70。そしてその後2日間はそれぞれ2アンダー68とし、最終的には通算13アンダー(279)の9位タイで終えた。見事なカムバックだったが、サバティーニ本人は収穫が無かったと語っている。
「OKレベル。全然プレーには満足していないよ。全てにおいてレベルアップする必要がある。週を通してミスが多過ぎた」とコメント。結果として、2打のペナルティにより賞金5万ドルの損。9位を3人で分けたが、もしスタートに間に合っていたら、5位タイ(3人)となっていたところだった。
米国ゴルフダイジェスト社提携
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