古江彩佳は安定感あふれるプレーでツアー2勝目を挙げた

◇国内女子◇デサントレディース東海クラシック 最終日（20日）◇新南愛知CC美浜コース（愛知）◇6456yd（パー72）

20歳の古江彩佳が28歳の東浩子とのプレーオフを制し、プロ初優勝を挙げた。アマチュアとして制した2019年10月「富士通レディース」以来のツアー2勝目。54ホール連続でボギーなしの安定感は、オフに磨いたショートゲームや今大会前に鉛をグリップエンドに入れて調整したパターによって支えられた。

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54ホール中11ホールでパーオンを逃したが、今季のパーセーブ率は92.69%と全体1位、さらにリカバリー率も77.17%の全体1位。新型コロナウイルス感染拡大により試合見送りが続いた時期に鍛えたショートゲームでスコアを落とさなかった。

ウェッジはブリヂストン ツアーB XW-1 ウェッジを3本（50度、54度、58度）入れる構成。数gの違いでも差を感じとる繊細派はヘッドに鉛を張るなど微調整を加えている。

前週に決め切れなかったパターは今大会の試合会場でメーカー担当者がグリップエンドにドリルで穴を空け、取り外し可能な30gの鉛を入れた。米ツアーではすでにトッププロたちが活用するクラブの調整法だ。手元に重さを出すことで、ストロークの安定性が増したという。

＜最終日の使用ギア＞
ドライバー：ブリヂストン ツアーB XD-3 ドライバー（10.5度）
シャフト：SPD569TR（45.25インチ、S）
フェアウェイウッド：ブリヂストン ツアーB JGR フェアウェイウッド（3番15度）、ツアーB JGR フェアウェイウッド(2017年)(7番21度)
ユーティリティ：ブリヂストン ツアーB JGR HY(2017年)(4番22度、5番25度)
アイアン：ブリヂストン ツアーB X-CB アイア（6番～PW）
ウェッジ：ブリヂストン ツアーB XW-1 ウェッジ（50度、54度）、ブリヂストン ツアーB XW-F ウェッジ（58度）
パター：オデッセイ ストロークラボTEN ツアーライン
ボール：ブリヂストン ツアーB XS ボール