プロ3年目の米澤蓮が初優勝「最後は震える感覚」 片岡尚之1打差2位
2024年 中日クラウンズ
期間:05/02〜05/05 場所:名古屋GC 和合C(愛知)
今季からタイトリスト契約 米澤蓮のツアー初優勝ギア
◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(5日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇晴れ(観衆6233人)
米澤蓮はプロ3年目の今季、用具契約を一新した。ルーキーイヤーから使用していたコブラのクラブをタイトリストへ。ボールと14本のクラブをすべて同社製にスイッチし、ツアー会場内外でのサポートに支えられている。
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1WはTSR2を使用。ショットにある程度のスピン量をもたらすモデルで、ロフト角も11度と比較的大きめ。各ホールを丁寧に攻めるフェードヒッターの特性を引き出している。ちなみに前週の日欧共催大会「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」を制した桂川有人も同じ1W(ロフト10度)を愛用。2連勝になった。
東北福祉大時代の先輩でもある片岡尚之との後半の一騎打ちで、後半13番(パー3)がハイライトのひとつになった。アイアンでのティショットがグリーン右手前のバンカーの“壁”に突き刺さり、2打目をウェッジで懸命にグリーンへ。7m近いパーパットをねじ込み、連続ボギーを免れた。
ルーキーイヤーの2022年以降、グリーン上でのプレーに悩んできた。「パッティングを打つのが怖かった。外れる回数が多くなって、自信が削られていった」とさえ言う。スコッティキャメロンのマレット型パターと鍛錬を重ねながら、「いろんな人に助言を求めた」という。ナショナルチーム時代からのコーチであるガレス・ジョーンズ氏には「いつも自分を肯定してくれて、勇気づけてくれる言葉をかけてくれる。ゴルフ以外の面でも信頼している」と感謝した。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:タイトリスト TSR2(ロフト11度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(長さ45インチ、重さ60g台、硬さX)
グリップ:ゴルフプライド MCC M60
フェアウェイウッド:タイトリスト TSR2 フェアウェイ メタル(16.5、18度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(重さ70g台、硬さX)
ユーティリティ:タイトリスト U・505 ユーティリティアイアン(20度)、T200 ユーティリティアイアン(23度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ツアーイシュー(X100)
アイアン:タイトリスト T100(5―9番)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ツアーイシュー(X100)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10(46、52、58)
パター:スコッティキャメロン TG6.2 プロトタイプ
ボール:タイトリスト PRO V1x