長らく愛用するパター。8mをねじ込んだ9番のバーディは「大きかった」

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 最終日(21日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ（北海道）◇7178yd（パー72）

1打差の単独首位で出た岩田寛が6バーディ、1ボギーの「67」でプレーし、通算19アンダーでツアー4勝目を挙げた。

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4打差を追って出た大槻智春がバーディラッシュで勢いを見せるなか、岩田は前半、4つスコアを伸ばした。1番で107ydを2mにつけてバーディを先行させ、3番(パー5)はグリーン手前40ydからの3打目を58度でピンそばにつけて2つ目。6番は5m、9番(パー5)は8mを沈めてバーディを奪った。

岩田寛が逃げ切り優勝を果たした

後半13番でボギーを喫して大槻とは1打差、金谷拓実とは残り3ホールで2打差に。「簡単に勝てるってない」と思いながらプレーしていたという。好調なスコアとは裏腹に、曲がってばかりの1Wに「ひどいなと。1Wを使ってフェアウェイに行ったのも1番と18番だけ」。余裕で勝ち切ったわけではなかった。

4日間の平均パットは全体3位の「1.67」で、最終日のパット数は「26」。勝利に大きく貢献した愛用パターの評価は「100点がマックスだったら80点ぐらい。良い方。まだ良くなると思う」。41歳での白星に「年齢は関係ない」と断言した。

＜最終日クラブセッティング＞
ドライバー：タイトリスト TSi3(10度)
シャフト：グラファイトデザイン ツアーAD PT-7(硬さ8X、長さ45インチ)
フェアウェイウッド：コブラ キング LTDx LS(3番14.5度)、キャロウェイ ローグ ST トリプルダイヤモンド(5番18度)
ユーティリティ：キャロウェイ X フォージド UT アイアン(21度)
アイアン：キャロウェイ APEX MB(4番～9番)、本間ゴルフ ツアーワールド TR20-B(10番)
ウェッジ：アキラ H-852 プロトタイプ(52度)、タイトリスト ボーケイ SM9(58度)
パター：オデッセイ ホワイトホット 2ボールブレード
ボール：ダンロップ Zスター XV ボール