2021年 ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ
期間:10/28〜10/31 場所:美浦ゴルフ倶楽部(茨城)
“直ドラ”で微調整して初V 池村寛世の優勝ギア
◇国内男子◇ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ 最終日(31日)◇美浦ゴルフ倶楽部 (茨城)◇6988yd(パー71)
5打差2位から出た池村寛世が7バーディ、1ボギーの「65」で回り、後続に2打差の通算17アンダーで逆転優勝を挙げた。高校を中退して2013年にプロ転向し、9年目で念願の初優勝を遂げた。
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2019年のドライビングディスタンスでは平均303.52ydをマークしてフィールド5位となった飛ばし屋は、今大会のティショット(パー3以外)はティアップしての1W、ティアップしないで打つ“直ドラ”、アイアン型UTのテーラーメイド ギャッパー ローの2番と3通りで戦い抜いた。
それぞれの飛距離はティアップしての1Wがおよそキャリーで300~320yd。ティアップせずに直接1Wで打つ場合は280~290ydで、2番UTは250~270ydほど。
3Wは「ここ2年くらい」バッグから抜いている。「直ドラは左に引っ掛けるミスが出にくいのと、2番よりちょっと飛ぶので」と、このセッティングになったという。
今年3月にそれまで愛用してきたテーラーメイド SIM グローレ ドライバーのヘッドが割れ、シャフトからヘッドまで5個以上を試しながら調整してきた。8月「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」からテーラーメイド SIM2 MAX ドライバーを使用する。
そんな池村を同郷・鹿児島出身でメジャー2勝の稲森佑貴は「良いものを持っている。あいつは何でも出来て、ハイブリッドで転がしたりとか直ドラしてみたり…なんでも引き出しを持っているから逆にうらやましい」と話した。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:テーラーメイド SIM2 MAX ドライバー(9度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS RED(硬さX)
ハイブリッド:テーラーメイド ギャッパー ロー(2番17度、3番19度)
アイアン:テーラーメイド P7TWアイアン(4番~PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM8 ウェッジ(49度)、キャロウェイ JAWS FORGED ウェッジ(54度、59度)
パター:オデッセイ ホワイト・ホット OG パター #5
ボール:テーラーメイド TP5x ボール