2020年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/16〜01/19 場所:セントーサGC(シンガポール)
パーオン率、バーディ数で全体トップ クーチャーの信頼の14本
大会名:SMBCシンガポールオープン
日時:2020年1月16日(木)~19日(日)
開催コース:セントーサGC・セラポンコース(シンガポール)
優勝者:マット・クーチャー
マット・クーチャーが2020年の初勝利を飾った。ハワイでの米ツアー2連戦を終え、シンガポールでの日本とアジアンツアーの共同主管競技で優勝。19年の「ソニーオープンinハワイ」以来、1年ぶりとなった。
<< 下に続く >>
単独首位からスタートした最終日は、一時4打あったリードを前半7番(パー5)のトリプルボギーで失った。ジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)に首位で並ばれてから本領発揮。「思っていたよりも争いが激しくなってしまったが、楽しい一日だった。今週は非常に良いゴルフができたし、優勝で締めくくることができてうれしい。バックナインの内容がとても良かった。スリリングだったね」と安堵した。
4日間で25バーディ、1イーグルはフィールドで最多。全体1位のパーオン率(83.33%)を誇ったショットで、初めてプレーしたコースを攻略した。「良いウワサをたくさん聞いていたが、その通りだった。ユニークでタフなホールが多く、実力が試されるコース。グリーンも今までプレーした中でも最高に素晴らしいものに入る」と、舞台を絶賛。ひとつのクラブを長く使うタイプで、14本のセッティングのうち約1年前と異なるのは3Wとロフト63度のウェッジだけだ。
2016年「リオデジャネイロ五輪」では銅メダルに輝いた。米国勢で「東京」に出るのは、ほかのどの国よりも難しい。「オリンピックは大きな目標のひとつ。この大会で(世界ランキング)ポイントも稼げた。この調子で勢いに乗れることを願っている。銅メダルよりも良い色のメダルを取れるように頑張りたい」と意欲的だった。
<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:ブリヂストン ツアーB JGR ドライバー(9.5度)
シャフト:藤倉コンポジット アトモスツアースペック(重さ60g台、硬さS)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M6 フェアウェイウッド(3番13.5度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB XD-H ユーティリティ、ピン アンサー ハイブリッド(20度)
アイアン:ブリヂストン J15 CB アイアン(5番―PW)
ウェッジ:ブリヂストン J40 フォージドウェッジ(51度)、クリーブランド RTX-4ウェッジ(57度)、テーラーメイド ミルド グラインド ハイ・トゥ ウェッジ(63度)
パター:ベティナルディ Kuchar Model 1 STD パター
ボール:ブリヂストン ツアーB X ボール