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石川遼が使用する“世界にひとつだけ”のパター

石川遼のオリジナルモデル。薄く入った木目 石川遼のオリジナルモデル。薄く入った木目調の模様がダマスカス鋼の特徴だ

4月初旬の米国男子ツアー「シェル ヒューストンオープン」から石川遼が使用している新しいパターがある。オデッセイの「ダマスカス・グランド#9」は、他に類を見ない“超”オリジナルモデルだ。

希少価値の高いダマスカス鋼はその昔、刀剣の素材として有名だった。オデッセイは2011年以降、この鋼をフェースインサートに使用した「ホワイト・ダマスカス」、「ホワイト・ダマスカスiX」パターを発売。日本のツアープロや、イアン・ポールター(イングランド)らからも同素材を使用したモデルが好評を博した。

昨年3月にはインサートだけではなく、ヘッド全体がダマスカス鋼の削り出しのモデル、「ダマスカス・グランド」パターを日本で数量限定発売。現在の市場では数十万円の価格が付いている。ただし、カラーはブラックのみでヘッドの形もピン型だけだった。

今回は、石川がかねてから愛用するL字マレット型(#9)で、シルバーのモデルを製造。もちろん特注品だ。

「プロになった2008年から、なんだかんだで1年に1本はこのL字マレットの形のものを作ってもらっているけれど、(今作は)『一生使いたい』と思えるくらいのもの」と石川はいう。

製造の過程で、木目調の模様が表面に浮き出るのがダマスカス鋼の特徴。自然の神秘が作り出す現象のため、石川用のスペアは他に2つあるというが、どれも微妙に模様が違う。それぞれがまさに“世界にひとつだけ”のパターと言えそうだ。


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