ゴルフ場だけでなくオフコースの1シーンにも・・・スコットがこだわったボトムス（ユニクロ）

ジョージア州のオーガスタナショナルGCで今週いよいよ開幕する「マスターズ」。メジャー初戦をディフェンディングチャンピオンとして迎えるアダム・スコットが着用するゴルフギアが、日本全国で購入可能といえばファンにとっては嬉しい限り。それもなにせ2848円（税別）で手に入るのだから。

昨年からユニクロとウエア契約を結び、同社のグローバルブランドアンバサダーを務めるスコット。昨年、キャリア初のメジャータイトルを獲得した直後から、同社と共同開発を進めてきたボトムス「ドライストレッチパンツ」が、2月末から全国のユニクロで発売されている。

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元来カジュアルウエアを得意とするユニクロに、彼が求めたのが、まずゴルフにおける“ひとつのギア”としての高い機能性だ。「最高の、理想のゴルフウエアは選手の能力をアップさせて、プレーを高めてくれなければならない。ゴルフにはスイングというダイナミックな動きがあるから、可動性と機能性はすごく大切」とアダム。「スイングする時、ラインを読むためにしゃがむ時…すべてに関わってくるからね」。

そこでユニクロは戦略的パートナーである東レと新素材を共同開発。伸長率20％以上という、高いストレッチ性を持つ特殊なポリエステル100％の新素材を採用した。屈伸運動の多いラウンド中も、しわになりにくく、常に見栄えのするスタイルを保つことができる。また、この素材は軽い上に、速乾性も兼ね備えており、夏場のプレーにも最適といえる。

2、3回の“作り直し”のオーダーの末に完成し、昨年から実際に試合でも着用しているスコット。「素晴らしかったよ。ここ数ヶ月、ドライストレッチパンツを着ながらプレーしてきて、印象はとても良かった」。プレーを支える要素となっていることは、世界ランク1位に間もなく登り詰めようとしている彼の戦績を見れば一目瞭然だ。

そしてゴルフ界屈指のスタイルを持つアダムが、こだわりを決して捨てなかったのが「機能とスタイルが一体になれば、最高のゴルフウエアが出来上がる」という点。とりわけ、このボトムスが“コースの外”で、いかに機能するか、というポイントだ。

「いわゆる“ゴルフ用”ではなく、どこにでも履けるボトムスに見えるのがいい。僕自身にとって大きいのが、“ゴルフウエアを着ていない”ところだ。ただ単に、コースでも機能する洋服を着ているだけ。プレーの後にそのまま街中へランチに出掛けても、フィット感の良い普段着を着ているように見える」

ラウンドの後でも、そのままタウンユースが可能。「旅行や移動にも最適だと思う。宿泊先でアイロンする回数が減るのは僕にとって大きな事だし、スーツケースから取り出してそのまま履いてもキマる」というのは世界を転戦するツアープロならではの言葉。

「少しカジュアルかもしれないが、オフィスウエアとしても十分通用する、とても履き心地のいいボトムスだ。通気性があり、軽量なので、特に暖かい気候ではとても快適だと思う」と、戦うサラリーマンにも自信を持っておススメする、なんともユーザビリティに優れた逸品なのだ。

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