2025年 AT&Tペブルビーチプロアマ

ビクトル・ホブランの14本 替えない男が「G440」ハイブリッド投入

2025年 AT&Tペブルビーチプロアマ ビクトル・ホブラン
ビクトル・ホブランのクラブセッティングをチェック!

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ◇ペブルビーチGL(6972yd)、スパイグラスヒルGC(7041yd、いずれもカリフォルニア州、パー72)

PGAツアーのトップ選手の中でも、屈指の“クラブを替えない男”として知られるビクトル・ホブラン(ノルウェー)。クラブセッティングをのぞいてみると、なるほど、ほとんど昨年からの変更点はなさそうだが、目新しいものが1本入っていた。契約するピンの「G440ハイブリッド」だ。

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2025年 AT&Tペブルビーチプロアマ ビクトル・ホブランのユーティリティ
新たに「G440 ハイブリッド」を投入

ホブランのクラブ担当者によると、「スプーン(3W)と4番アイアンの間、だいたい230~250ydの距離でいろんなことができるユーティリティを探していたんだ。今はタイトリストの『U-505』を使っているけど、よりいいものがあればということで新作を試してもらった。『G440ハイブリッド』は高さも出せて、風にも強い球が打て、あとはティショットでもコントロールしやすい。多様性があるから彼も気に入っていたよ」とのこと。欧州ツアーの「ヒーロー ドバイデザートクラシック」ですでに使用したが、毎試合入るわけではなくコースに合わせてU-505と使い分けるようだ。

2025年 AT&Tペブルビーチプロアマ ビクトル・ホブランのドライバー
「G425 LST」を使用。シャフトも古い

新しい「G440 ドライバー」も年末に試していた。「LSTを中心に試したけど、今のエースドライバー(ピン G425 LST)よりちょっと球が高くなるから、まだそのあたりの調整が必要なんだ。これからアメリカ本土での試合が続くから、試す機会がもっと増えるよね」と、そこはホブラン。新作が出てもやはり簡単には替えてくれない。

2025年 AT&Tペブルビーチプロアマ ビクトル・ホブランのアイアン
3番アイアンの代わりにアイアン型UTを入れる。アイアンは「i210」

替わらないクラブはまだまだある。アイアン「i210」がその一つ。「もう3年以上経ったかな。フェデックスカップ王者になった時のアイアンだからね、なかなか替えられないみたい。元々ピンのクラブを使うようになったのは6年前、彼がまだアマチュアのときだった。そのときは『iブレード』を使っていて、そのあとは『ブループリント』も使っていたよ。『i210』と『ブループリント』のコンボセットのときもあったよね。でも今は全て『i210』に落ち着いた。他のどのアイアンよりスピンが入って、球の高さが出るところを気に入っているんだ」

ロブウェッジの「グライド2.0」は2017年モデル。そしてボールは21年モデルのタイトリスト「プロV1」。替えない男のギアは、歴代の名器と考えて間違いない。

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2025年 AT&Tペブルビーチプロアマ ビクトル・ホブランのクラブセッティング
ビクトル・ホブランの最新クラブセッティング

ビクトル・ホブランの14本>
ドライバー:ピン G425 LST(9度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー661TR(重さ60g台、硬さX)

フェアウェイウッド:テーラーメイド Qi10(3番15度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE (重さ70g台、硬さX)

ユーティリティ:ピン G440 ハイブリッド(3番20度)、タイトリスト U505
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI HYBRID(重さ80g台、硬さX)

アイアン:ピン i210(4番~W)
シャフト:FST KBS Tour-V (120X)

ウェッジ:ピン s159(50、56度)、ピン グライド2.0 (60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシューS400

パター:ピン PLD DS 72 プロトタイプ

ボール:タイトリスト プロV1(2021)

*撮影時は練習日のため15本。この中から1本抜く

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