テーラーメイド新1Wは「Qi10」か?適合リスト掲載 マキロイが今週投入を示唆
2024年 ザ・セントリー
期間:01/04〜01/07 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)
テーラーメイドの未発表モデル「Qi10」を発見 松山英樹は3Wをテスト
◇米国男子◇ザ・セントリー 事前(2日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)
PGAツアーの2024年シーズン開幕戦となる会場でテーラーメイドの最新作「Qi10」シリーズの1Wを発見した。スタンダードモデルとみられる「Qi10」に加え、「LS」、「MAX」を含めた3つのバージョンを確認することができた。
<< 下に続く >>
フェースは前作「ステルス」シリーズの赤から、青みがかったシルバーに。3モデルとも「CARBON」と表記されており、カーボンフェースが踏襲されているようだ。ソールにある出っ張りにはウエートが埋め込まれているが、並べてみるとモデルごとに微妙に形状が異なる。
コリン・モリカワは「Qi10 MAX」で持ち味のフェードボールを打ち込んで感触をテスト。スタンダードモデルと比べてネックに近い位置にウエートが配置されており、アドレス時の丸みを帯びた見た目が特徴的。
同時間帯にドライビングレンジで調整するカート・キタヤマのバッグをのぞくと、低スピンモデルと思しき「Qi10 LS」。3モデルで唯一となる縦長の移動式ウエートがフェース寄りに埋まっている(キタヤマはDRAWの文字が刻まれた側に寄せていた)。
練習場にいた同社のツアーレップ(用具担当)に撮影をお願いすると、「キレイな方がいいよね?」とタオルでヘッドを拭いてくれる丁寧な仕事ぶり。しかし、こちらが図々しく機能面についても尋ねたとたんに「僕の口からはまだ言えないんだ…」。サングラスの奥で申し訳なさそうに目をそらしてしまった。
この日練習ラウンドを行った松山英樹は同シリーズの3W「Qi10」をテスト。ハーフを終えて向かった練習場でもクラブをいじりながら試し打ちを重ねた。(ハワイ州カパルア/亀山泰宏)