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2023年 ウェルズファーゴ選手権
期間:05/04〜05/07 場所:クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)

ロリー・マキロイの撮れたてホヤホヤ14本 ウェッジ、パターが元サヤに

◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 3日目(6日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7538yd(パー71)

マスターズ以来、約1カ月ぶりの試合となったロリー・マキロイ(北アイルランド)。彼の最新の14本をチェックしてみよう。

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今年に入って、3番と5番ウッドはいち早くステルス2プラスに変えていたが、ドライバーに関しては2月のジェネシス招待でステルス2プラスにスイッチ。

テーラーのマキロイ担当によれば「彼はステルス2プラスの操作性の高さを気に入ってくれた。ドローとフェード、そしてたまに打つカットボールも彼の思い通りの球が打てている。スピン量は2200~2500回転の間で落ち着いていて、アベレージは2350回転。球の高さも高すぎず低すぎず、『出球や弾道がスイングイメージと一致しているのがいい』って本人は満足しているよ」。

ステルス2に変えた当初は藤倉コンポジットのVENTUS BLACK だったが、「シャフトを短くしたこともあって、新しいヘッドにしたときに少し硬く感じてスピンも入らない感じがした」(マキロイ)と少しだけ柔らかくスピンの入るVENTUS TR BLUEへ変更。5番ウッドは昨年使用していたステルスプラスFWに戻している。

アイアンは二つのモデルのコンボ。ロングアイアンの2本(3、4番)を「ほんの少し球が上がりやすいモデルにしたかった」(マキロイ)と以前使っていたテーラーの「P760」に。5~9番にはP7シリーズの別型、プロトタイプのマッスルバックを入れている。

「クラシカルなマッスルが彼の好みで、大きすぎず小さすぎずという“程よい大きさ”で作った。ソールも広すぎず狭すぎず、彼の好み通りの幅にしているんだ。打感は申し分なくて彼も気に入っているよ」(前出クラブ担当)。シャフトはプロジェクトXの7.0を変わらず装着している。

タイトリストのボーケイウェッジを入れてマスターズを戦ったのは周知の通りだが、今週からテーラーのウェッジに戻した。46、54、60度の3本ともすべて新しいミルドグラインド3ウェッジに。

マキロイ用に特別にカスタムしたモデルで、60度に関してはソール違い、バウンス違いを数本持ち、芝やバンカーのコンディションによって使うモデルを変えている。「特に彼はバンカーの砂質を意識していて、練習ラウンドでバンカーの砂を試してからコースによって60度を変えているんだ。試合によって砂の硬いところ、軟らかいところの差があって、それによってバウンスの当たり方も変わるからね」(前出クラブ担当)

パターもマスターズの前からスコッティキャメロンのブレードタイプのパターを使っていたが、今週から再び「スパイダーXハイドロブラスト」へ戻った。ただし、グリップをスーパーストロークのゼナジーピストルGTツアーの赤色に変えている。

久しぶりの試合はギリギリの予選通過で、最終的に47位タイと思うような成績は出せなかったマキロイ。二日目以降、試合後は練習場で球を打ち込みスイングの調整を行っていた。二週後に迫るメジャー、「全米プロゴルフ選手権」に間に合うか。(ノースカロライナ州シャーロット/服部謙二郎)

ロリー・マキロイの14本】
ドライバー:テーラーメイド ステルス2 プラス ドライバー(9.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE 6 フレックスX
フェアウェイウッド:テーラーメイド ステルス2 プラス フェアウェイウッド(3番15度)、ステルス プラス フェアウェイウッド(5番18度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE 8 フレックスX (3番)、
藤倉コンポジット VENTUS BLACK 9 フレックスX (5番)
アイアン:P760 アイアン(3、4番)、テーラーメイド ロールズプロト(5~9番)
シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX 7.0
ウェッジ:ミルドグラインド 3 ウェッジ(46、54、60度)
シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX 6.5
パター:テーラーメイド スパイダー ハイドロブラスト
ボール:テーラーメイド TP5x

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