菅楓華は「TR」、都玲華は「スタンダード」 未発表スリクソン「ZXi RKT」女子プロの評価は?
◇国内女子◇資生堂・JALレディスオープン◇戸塚CC東C(神奈川)◇6487yd(パー72)
住友ゴム工業(ダンロップ)の未発表ドライバーとみられるスリクソン「ZXi RKT」を、国内女子ツアーの会場でも発見した。「スタンダード」「LS」「TR」「MAX」の4モデルがラインアップされている模様で、契約選手が続々と実戦投入を決めた。
ツアー史上最多の7人によるプレーオフの末に2位で終えたメルセデスランキング3位の菅楓華も本大会で投入した一人。開幕2日前からテストを始め、プロアマ戦では現在使用する「ZXi TR」と9ホールずつ打ち比べた上で決断した。同じくTOURの略字とみられる「TR」モデルを選んだ理由はシンプルで、「メリットは5ydくらい飛んでいること。飛ぶのはやはり大事かなと思って決めました」。6月に自身初となるメジャー「全米女子オープン」で飛距離の重要性を実感したばかり。「すごく強い球が出るので、アゲンストの時にいい感じに飛んでくれるんじゃないか」と新モデルへの期待を口にした。
尾関彩美悠も「TR」を選択。「操作性がすごく良いんです。フェースに乗る時間が長い感じがする」と好印象を語る。これまで使用していた1Wも、小ぶりなヘッドが特徴の「ZX7 Mk II」だった。22年発売の長く愛用したモデルとそん色ない飛距離やスピン量といった数値に、操作性が加わったことが決め手となった。また、スエードのような素材に「S」が刺繍されたヘッドカバーもお気に入りで「かっこいいでしょ」と笑顔を見せた。
都玲華は開幕前日に「スタンダード」を手渡され、その日のうちに投入を即決した。1球目から好感触で、「全部バランスがいい感じ。音も甲高すぎず、低すぎず。打感も食いつきすぎないけど、でもちょっと食いつき感があって」と高評価する。「前のものを超えない限りはどのクラブも替えない」という“感覚派”。すべてのシャフトの手元側に鉛を貼るなどクラブへのこだわりを持つ22歳だけに、新作へのスイッチは完成度の高さを物語っている。
全モデル共通でフェース面のトウ側上部に刻印を確認できた「RKT FACE」に進化の秘密がありそう。紹介した3人を含め、すでに契約7選手がスイッチしたとみられ、正式発表前からツアーで存在感を放っている。