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あの申ジエも替えたって!? “ボーケイ女子”がジワジワと増殖中

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント◇軽井沢72G北コース(長野)◇6685yd(パー72)

“キャメロン女子”が増殖中であることに続き、今度はタイトリストのボーケイウェッジを使う女子プロが増えているのとの情報が入った。これまでボーケイ使用者は女子ツアーで少数派だったはず。改めてその数を調べてみると、確かに多い。

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下記のリストでクラブ契約選手は菊地のみ。顔ぶれを見るとショットメーカーが多いことに気づく。※カッコ内はソールの種類とバウンス角

宮田成華フォージドウェッジ/58度(M/08度)
永井花奈SM10/48(F/10度)、52(F/08度)、58度(M/08度)
菊地絵理香/SM10/46(F/10度)、51(F /12度)、57度(M/08度)
野澤真央/SM10/54、58度(ともにS/10度)
小林光希/SM10(ロフトモデル不明)
申ジエ/SM10/50(F/12度)、54(S/10度)、60度(K/14度)

聞けば、今シーズンは「サロンパスカップ」と「資生堂レディス」でウェッジの使用率No.1を獲得したというから(昨年まではだいたい4位)、ボーケイウェッジは着実にその勢力を拡大していることになる。実は上田桃子も最近の試合から58度に「SM9」を入れているのは意外と知られていない。

では、なぜ増えているのか? 調べて分かったが、そもそもボーケイを使ってみたい選手は多かったものの、需要に対して供給が追い付いついていない実情があった。その背景の中、今季から女子ツアーで同社のスタッフが増え、バウンスの選択やソールの削りなども含めて細かい対応ができるようになった。サポート面の充実がウェッジの使用率増の大きな要因になっているようだ。

約1カ月前の「ミネベアミツミレディス」からSM10に替えたという申ジエ(韓国)に話を聞いてみた。「北海道の2試合は洋芝だったので、新しいものを試しやすかったというものありますが」と前置きしつつ、「ヘッドの入り方が良かったですね。ボーケイは洋芝に合う感じがする」と、試合を戦って手ごたえを感じている。

3つの番手はどれもバウンスが多め。60度のロブウェッジに関してはKグラインドのバウンス14度だ。「元々高い球が打ちたいのでハイバウンスが好きなんです。芝が短い時はバウンスが少ないほうが入りやすいですけど、夏は芝も伸びていて雨も降るから、バウンスがあるほうが球を上げやすい」と、ボーケイのソールが早くもお気に入りの様子。技術の高い選手ほど、ソールの良さがよく分かるのだろう。

「そもそもジュニアのときはボーケイだったんですよね。そのあとクリーブランド、アメリカに行っていた時はフォーティーンやミズノも使ったりしていた。日本だとキャロウェイが長かったですね」。今回の“洋芝シリーズ”を終えた後は、再度どうしていくか検討するとのことだ。(長野県軽井沢町/服部謙二郎)

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