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首のなが~いキリンパター「ジラフビーム」を女子ツアーで発見

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 事前(25日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6697yd(パー72)◇

戸塚カントリー倶楽部の練習グリーンで、オデッセイのバッグの前に並んだ見慣れないパターを見つけた。全てカッパー仕上げで、#1やダブルワイド、#7などの形状があり、よーく見るとネックが全部ロングネックだ。手に取ってソールを見ると「GIRAFFE BEAM」という文字。

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キャロウェイのツアーレップによると、どうやら新しく出す「ジラフビーム」というアジア限定モデルとのこと。女子ツアーで昨年から流行しているロングネックが、実際の売り物になった形だ。

2024年 資生堂 レディスオープン 事前 ジラフビーム グリップがキリン柄

グリップがキリン柄

2024年 資生堂 レディスオープン 事前 ジラフビーム ネックがキリンの首のように長い

ネックがキリンの首のように長い

2024年 資生堂 レディスオープン 事前 ジラフビーム フェースはホワイトホットインサート

フェースはホワイトホットインサート

ブレードの#1、ダブルワイド、マレットの#6、ツノ型の#7があり、ツアーではさらに2ボールブレードと大型のTWELVE(#12)が用意されている。「ジラフ」は日本語で「キリン」。その名の通り、長い首みたいなロングネック、キリン色と言えなくもないカッパーの色味、グリップもキリン柄。なんとも“突っ込みどころ”が多い。

ロッシーのロングネックを使う柏原明日架が「これ、打ちたかったんですよね。すごく期待していました」と、練習グリーンに着くとすぐに「ジラフビーム」を手に取った。何球か転がし、「ネックが長いとフェースバランスになりますし、それは自分が求めていること。操作性がいいパターって、良すぎてミスパットをしたりもあると思うんですけど、そのデメリットをロングネックがカバーしてくれます。ヘッドとネックで補い合ってすごくバランスがいいですよね」。カッパー仕上げも気に入ったようで、「色味、カッコイイですよね。今まであんまりなかったので」とヘッドをマジマジと観察。柏原はブレード型やツノ型などを打ち、最終的にダブルワイドをチョイスしていた。実際に試合で使うかどうかは、残り2日の練習で決めるそうだ。

よく見ると“キリンの首部分”の断面は真っ平ではなく、H構造で溝が入ったような形になっている。キャロウェイのツアーレップによれば、「実はこれ、トライビームのネックの梁の原型なんですよ。三角ネックの開発途中にあった構造で、ねじれに強くなっています」とのこと。それで「ビーム(梁)」の名前がついたのか。ネックの長さは、「地面から5インチ以内」というルールギリギリに収まっている。

キャロウェイゴルフによると“キリンパター”の発売は約1カ月後の7月26日。首を長くして待つか…。(横浜市旭区/服部謙二郎)

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2024年 資生堂 レディスオープン



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