「パナソニックオープン」撤退を惜しむ
キャロウェイの新アイアンは“ディスタンスフォージド”
By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider
キャロウェイから新たに投入されるApexアイアンは、「フォージドアイアン」、「ディスタンスアイアン」のどちらにもカテゴリーされない。むしろ、最近ではメーカーがめったに試みない、二つのカテゴリーをブレンドすることによって「ディスタンス・フォージドアイアン」を作りだしたのだ。
マルチ素材で作られたこのアイアンは、双方の長所を備えた優れものだとキャロウェイは信じている。超薄型のフェースは、X ホットフェアウェイウッドのフェースと同素材の455カーペンターで作られている。スピード強化のため、アイアンに溶接したの。そして1020カーボンスチールのボディは、フォージドアイアンの外見や感覚そのものを再現している。
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キャロウェイは、最新のアイアンセットに、クラッシックで伝統的なフォージドアイアンの名を付している。Apexは、ベン・ホーガンの会社が生み出した、最も成功したフォージドアイアンのシリーズ名でもある。この新型アイアンは、ゴルファーに変革をもたらすかもしれない画期的な新技術と言えそうだ。
超薄型のフェースとカーボンスチールのボディに加え、3番、4番、5番アイアンはタングステンポリマーがバックキャビティに内蔵されている。これによって重心は低くなり、ボールはより長く、より高く飛ぶという仕組みだ。30度各戸があるフェース面の1本1本の溝は、ラフからのショットの際にスピンを最大化できるだろう。
今年発売されたXホットシリーズ同様、Apexもヘッドが少し小さめのプロ仕様として2014年初頭に発売される予定だ。キャロウェイの担当者によると、このモデルは来シーズンのツアーで最も人気を得るだろうと予想されている。
Apexは12月6日に$1,100(トゥルーテンパーのXP95のスチールシャフトのアイアン8本組)で店頭に並ぶ予定だ。UST マミヤ・リコイルグラファイトのシャフト仕様も、$1,300で発売される。