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「いま僕はココにいます」Vol.119 北アイルランド編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・28歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、キャリアで巡った国と地域の数は実に70に到達。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕はベルファストにいます。

「ガレス・ベイル カズーオープン」が行われたウェールズから、今週はイングランド、スコットランドを経由して、北アイルランドにやってきました。レンタカーの旅がずっと続いており、海の上はフェリー移動。ベルファストはロリー・マキロイ(北アイルランド)の故郷でもあります。

さてマキロイは五輪で東京にいますが、こちらはどうもオリンピックムード満載、という雰囲気ではなさそう。相変わらず、少しのんびりとした時間が流れています。

今週の欧州ツアーは「ISPS Handa ワールド招待」。今年から欧州男子ツアーと、欧州女子ツアー、そして米国女子ツアーの共同開催競技になりました。ただ、僕たちはあまりよく分かっていなくて、少し前から「女子ツアーにも同じ名前の大会があるなあ」とは思っていたんですよね…。

そして大会の形式がいまひとつはっきりしないまま会場入り。6月にはスウェーデンで男女で、ひとつのタイトルを争う画期的な試合もありましたが、今週は男女が同じコースでプレーし、優勝者をそれぞれ決めるそうです。予選ラウンドから同じ2コースを使って男子の組、女子の組、男子、女子…と交互にティオフしていくのですが。

ちなみに、予選カットラインは普段の上位65位タイより少ない60位タイまで。決勝ラウンドの3日目終了後にもカットがあり、35位タイまでが最終日に進みます。それも今週知りました。

去年の大会でプレーしたガルゴルムキャッスルGCと、はじめて回るマセリーンGCは、前週まで夏日が続いたことで、フェアウェイの芝が枯れ気味。全体的に“茶色く”なってしまいました。それが今週に入ると雨が続いていて…、開幕前日のプロアマ戦も中断、再開になったりと大変です。北アイルランドの気候、そして2回あるカットもクリアして、元気に4日間プレーしたいですね。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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