松山英樹が10回目の「全英」に挑む ※撮影は2023年大会

◇メジャー最終戦◇全英オープン 事前情報◇ロイヤルトゥルーンGC（スコットランド）◇7385 yd（パー71）

2024年の男子メジャー最終戦が18日（木）に開幕する。今年の舞台は、16年以来10回目の開催となるスコットランド南西部沿岸に位置するロイヤルトゥルーンGC。同年大会は72ホールのメジャー最少ストローク「264」をマークしたヘンリック・ステンソン（スウェーデン）が、フィル・ミケルソンとの死闘を制してメジャー初優勝を挙げた。

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イングランドのロイヤルリバプールで行われた昨年は、単独首位から出たブライアン・ハーマンが通算13アンダーで逃げ切り、メジャー初制覇を遂げた。ハーマンのほか、タイガー・ウッズやステンソン、ロリー・マキロイ（北アイルランド）ら歴代覇者たちが集う。

前年大会はブライアン・ハーマンが独走でメジャー初優勝を飾った

日本勢は8人が参戦する。松山英樹は同地開催の16年を含む10回目の出場。久常涼は欧州ツアー年間ポイントランク上位30人の資格で、岩崎亜久竜は昨年「日本オープン」優勝の資格でともに初の全英に挑む。星野陸也は昨年12月「HANDAオーストラリアオープン」上位3人の資格で4年連続の出場。木下稜介と桂川有人は「ミズノオープン」上位3人、中島啓太はインターナショナルフェデレーションランク上位5人の資格。川村昌弘は2週前の最終予選会を突破して6年ぶりに出場権をつかんだ。

岩崎と木下を除く6人は、いずれも予選落ちした前週「ジェネシス スコットランドオープン」からの連戦となる。

今季「マスターズ」優勝のスコッティ・シェフラー、「全米プロ」でメジャー初勝利を飾ったザンダー・シャウフェレ、「全米オープン」2勝目を遂げたブライソン・デシャンボーの今季メジャー優勝者も集結する。

ことしの賞金総額は発表前ではあるが、昨年は大会史上最高の1650万ドル（当時のレートで約22億8392万円）に設定された。今年もビックマネーと世界最古のメジャータイトルをかけてトップ選手が競う。

＜主な出場予定選手＞
ブライアン・ハーマン、キャメロン・スミス、パトリック・カントレー、ウィンダム・クラーク、ジェイソン・デイ、ブライソン・デシャンボー、リッキー・ファウラー、ダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカ、松山英樹、ロリー・マキロイ、フィル・ミケルソン、ジョン・ラーム、スコッティ・シェフラー、久常涼、星野陸也、桂川有人、木下稜介、中島啓太、川村昌弘、岩崎亜久竜