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畑岡奈紗4位「最後まで攻められた」 吉田優利5位 キム・アリムが4年ぶり勝利

◇米国女子◇ロッテ選手権 最終日(9日)◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6536yd(パー72)

単独首位から出たキム・アリム(韓国)が6バーディ、2ボギーの「68」でプレーし、後続を2打差で振り切る通算18アンダーで今季初優勝を飾った。2020年「全米女子オープン」以来となるツアー通算2勝目。

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通算16アンダーの2位にナタリア・グゼア(ロシア)、通算15アンダーの3位にオーストン・キムとルーキーの2人が続いた。

5打差を追った畑岡奈紗は7バーディ、2ボギーの「67」と追い上げたが、優勝スコアに4打届かない通算14アンダー4位で終えた。後半16番までに7つ伸ばし、首位と1打差まで迫っていたが、3パットした17番、2打目をグリーン手前のペナルティエリアに入れた18番(パー5)で連続ボギー。2022年4月「DIOインプラントLAオープン」以来のツアー7勝目はならなかった。

「16番まではすごくいいプレー。17番も攻めた結果ですし、18番も攻めた結果だった。2つボギーにしてしまったのはちょっともったいなかったけど、最後まで攻められたと思いますし、いいゴルフだったかな」とスッキリした表情で振り返った。2年半ぶりの優勝を目指す今季の戦いはフロリダ州での2試合を残すのみ。「今週、試合の中で修正できたのはすごく良かった。(2戦とも)自分でも好きな試合。最後まで自分のプレーを頑張って、優勝できるようにしたい」と力を込めた。

通算13アンダーの5位に、4打差4位から5バーディ、2ボギーの「69」で回った吉田優利が続いた。今季初のトップ10入り、米ツアー自己ベストフィニッシュによって132位にいた年間ポイントランキングは“準シード”扱いのボーダーラインとなる100位に浮上する見込み。来季シードを得る80位以内滑り込みへのラストチャンスとなる次週「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」(フロリダ州ペリカンGC)に臨む。

古江彩佳は「72」で通算6アンダー20位。原英莉花は「69」で通算5アンダー26位。ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いでトップに立つ西郷真央は、今週初の60台となる「68」で通算3アンダー35位。西村優菜は「73」と1つ落として通算2アンダー43位だった。

<上位成績>
優勝/-18/キム・アリム
2/-16/ナタリア・グゼア
3/-15/オーストン・キム
4/-14/畑岡奈紗
5T/-13/吉田優利ライアン・オトゥール
7/-12/コ・ジンヨン
8/-11/リンディ・ダンカン

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