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「しっかり我慢できた」吉田優利は4打差4位で最終日へ エース決めたキム・アリムが単独首位

◇米国女子◇ロッテ選手権 3日目(8日)◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd(パー72)

米ツアー初の首位に立っていた吉田優利は最終組で回って4バーディ、3ボギーの「71」と、通算10アンダー。ツアー15勝のコ・ジンヨン(韓国)らと並ぶ4打差4位に後退した。

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しかし、表情は明るい。スタート前練習から「ショットが右に左に幅が大きい」と感じていた吉田は「それがコースで出てしまった回数が多かった」と一日を振り返ったが、口調は力強い。「風が吹いて、ピンが思った以上に振ってあって距離(の出る選手)にアドバンテージがある一日」と感じながら「しっかり我慢できた」という。我慢が生きたのは上がり2連続バーディ。17番はミドルパットをねじ込み、パー5の18番は狭い花道を通して2オンに成功した。

「17番はいいラインについてくれた。18番のセカンドショットは完璧なラインで打てました。アンダーパーで回れたので、修正、いい準備をしてあしたを迎えたい」。年間ポイントランキング132位から、残り2試合での来季シード圏内80位以内浮上を狙い、最終日の優勝争いに挑む。

2020年「全米女子オープン」覇者のキム・アリム(韓国)が通算14アンダーの単独首位。4人で並ぶ首位から出て、9番(パー3)でホールインワンを決めるなど「67」で回って抜け出した。ロシアの21歳、ナタリア・グゼアが1打差の2位につけた。

畑岡奈紗は7位から出て6バーディ、3ボギーの「69」で回り、通算9アンダーの7位をキープ。

28位から出た古江彩佳がボギーなしの「68」で回り、通算6アンダーの15位に浮上。55位で出た西村優菜は5バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算3アンダーの30位。28位から出た原英莉花は17番のダブルボギーで「72」にとどまり、通算2アンダーの41位。55位から出た西郷真央は「73」とし、通算1オーバーの58位で3日目を終えた。

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