「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」リーダーボード
2024年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権
期間:06/20〜06/23 場所:サハリーCC(ワシントン州)
山下美夢有が2打差2位「明日もアンダー目指して」 渋野日向子は5位で最終日へ
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目(22日)◇サハリーCC(ワシントン州)◇6731yd(パー72)
3打差6位からスタートした山下美夢有が3バーディ、1ボギーの「70」とスコアを伸ばし、首位に2打差の通算5アンダー2位に浮上した。日本勢4人目となるメジャー初タイトル、そして2枠が濃厚な「パリ五輪」出場権争い4番手からの逆転“圏内”入りをかけて最終日に臨む。
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「今日も比較的ショットが安定していて、ピンチもあったけどしっかりアプローチでカバーできた。パットも入れることができたので今日もアンダーパーで回れたと思う」と、3日間アンダーパーを並べたプレーを評価。特に前半アウトは、5ホールでグリーンを外しながら1ボギーに抑える粘り強さが光った。「目の前の一打に集中して、アンダーパーを目指して頑張りたい」。日本ツアーで最強を誇る2年連続女王が大舞台での快挙に挑む。
通算7アンダーの単独首位にメジャー未勝利のエイミー・ヤン(韓国)。「69」でプレーしたローレン・ハートラージが山下と並ぶ2位につけた。
2打差を追って最終組から出た渋野日向子は3バーディ、4ボギーの「73」で回り、首位に4打差の通算3アンダー5位で優勝争いに踏みとどまった。前半アウトを終えて3つ落としたが、後半にボギーなしの2バーディと挽回。2019年「AIG全英女子オープン」以来のメジャー2勝目へ望みをつないだ。
33位スタートの岩井明愛が3バーディ、2ボギーの「71」と1つ伸ばし、通算1オーバーの18位に浮上した。
勝みなみと西郷真央は通算3オーバーの31位。竹田理央、五輪争いで“圏内”の2番手につける古江彩佳は通算4オーバーの38位。笹生優花は通算10オーバーの67位で終えた。