上位3人に「全英オープン」出場権 日本のリンクスから北アイルランドへ
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 事前情報◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)
2025年のシーズン第6戦は、7月「全英オープン」(北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)の出場権を懸けて行われる。瀬戸内海に面したリンクスタイプのコースを舞台に29日(木)から4日間、132人が3枚のメジャーチケットと総額1億円の賞金を争う。
昨年は3年ぶりのツアー優勝を飾った木下稜介をはじめ、2打差の2位で終えたコ・グンテク(韓国)、3位の桂川有人が全英出場資格を獲得。同じく3位だった堀川未来夢、今平周吾は大会週の世界ランキングで桂川に劣り、涙をのんだ。
ことしのフィールドですでに北アイルランド行きを決めているのは、昨年の「日本オープン」を制した今平だけ。今季待望のツアー初優勝を飾った生源寺龍憲、小西たかのり、金子駆大、前週の「日本プロゴルフ選手権」を制したばかりの清水大成は勢いをさらなる飛躍につなげたい。
JFE瀬戸内海GCで2022年に優勝したスコット・ビンセント(ジンバブエ)、ツアー2勝の杉浦悠太は19日の予選会を突破した「全米オープン」(ペンシルベニア州オークモントCC)に続いて、メジャー最終戦の地も踏みたい。昨年の全英2日日に「91」をたたいて予選落ちした岩崎亜久竜もリベンジの機会をうかがう。
池田勇太、石川遼、比嘉一貴といった歴代賞金王もメジャー切符を虎視眈々と狙う。小林正則、手嶋多一、武藤俊憲といったミズノ契約のベテランの存在も大会に花を添える。
開幕2日前に組み合わせが発表され、ディフェンディングチャンピオンの木下は石川、PGAツアーから帰国参戦する大西魁斗と同組に入った。清水、杉浦、岩崎が1つ前の組でプレーする。
<出場予定選手>
木下稜介、浅地洋佑、池田勇太、石川遼、今平周吾、岩崎亜久竜、岩田寛、大西魁斗、金子駆大、小平智、小西たかのり、清水大成、生源寺龍憲、杉浦悠太、蝉川泰果、ショーン・ノリス、比嘉一貴、堀川未来夢、米澤蓮