<スコア>ANAオープン
2024年 ANAオープンゴルフトーナメント
期間:09/12〜09/15 場所:札幌GC 輪厚C(北海道)
小木曽喬が2勝目へ自己最少「63」スタート 3週連続Vかかる平田憲聖は43位
◇国内男子◇ANAオープン 初日(12日)◇札幌GC 輪厚C(北海道)◇7066yd(パー72)◇晴れ(観衆1730人)
27歳の小木曽喬が9アンダー「63」で単独首位発進を決めた。1イーグル8バーディ、1ボギーでプレー。「63」は2019年「関西オープン」最終日、22年「ゴルフパートナー PRO-AM」初日(7アンダー)と並ぶツアー自己ベストだった。
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4つバーディを奪って迎えた後半10番で小木曽はトラブルに見舞われた。1Wでのティショットを左に曲げ、深いラフで球が見つからずロストボールに。不運にも「結構落ち込みましたけど、まだパー5が2つあると思った」と気持ちをすぐに切り替え、3Wで打ち直した後、5mのパットを沈めてボギーでしのいだ。
後半は12番(パー5)のチップインイーグルを決め、その後さらに4バーディ。「(紛失球が)見つかっていたら逆にもっと苦しんでいたかもしれない」と受け止め、トップに躍り出た。6月に韓国で開催された日韓共同主管大会「ハナ銀行 インビテーショナル」で初優勝。2勝目へ最高の滑り出しをみせた。
永野竜太郎が1打差2位、さらに1打差の3位で44歳の宮里優作が続いた。
岩崎亜久竜、砂川公佑、前週の下部ABEMAツアー「PGM Challenge」最終日に「59」を出して優勝した下家秀琉が6アンダー4位。22年大会優勝の大槻智春、今季1勝の木下稜介ら9人が5アンダー7位で並ぶ。
日本勢では1994年の尾崎将司以来30年ぶりとなる3週連続優勝が懸かる賞金ランキング1位の平田憲聖は5バーディ、3ボギーの「70」でプレー。石川遼、蝉川泰果、小平智らと同じ2アンダー43位で初日を終えた。
ディフェンディングチャンピオンの谷原秀人は4オーバー116位と出遅れた。
<上位成績>
1/-9/小木曽喬
2/-8/永野竜太郎
3/-7/宮里優作
4T/-6/岩崎亜久竜、下家秀琉、砂川公佑
7T/-5/木下稜介、大槻智春、堀川未来夢、上井邦浩、金子駆大、大堀裕次郎、大岩龍一、篠優希、長谷川大晃