2025年「全米オープン」で目撃された限定版ギア
世界最高の選手や、予選を上位で通過した選手たちが、オークモントCCで開催される2025年「全米オープン」への準備を進める中、GolfWRX.comは会場でイケてるギアの数々を精力的にチェックして回った。
言うまでもなく、メジャー大会は出場選手にとって重要な大会であるわけだが、ギアメーカーにとっても極めて重要な戦いの場なのである。
どの会社が最高のカスタムギアを提供しているのか?ファンの間で最も称賛され、注目の的となっているのはどのメーカーなのか?どこがソーシャルメディアで最も多くの「いいね!」を獲得しているのか?
カスタムギアはそれ自体がスポーツのようなもので、その週の重要な主題に沿った要素を創造性豊かに組み合わせることが不可欠である。
ピッツバーグ郊外のオークモントCCには、クリエイティビティの源となる特有の素材がある。ピッツバーグ・スティーラーズとパイレーツのブラック&イエロー、アメリカ合衆国の象徴である伝統的な赤・白・青の組み合わせ、緑と白のストライプで有名なオークモントのクラブハウス、13列からなる「チャーチピュー」バンカー、1973年にジョニー・ミラーが記録破りの「63」をマークした優勝などである。
ファンにとっては幸運なことに、ギアメーカーはこれらインスピレーション源の全てを引き出し、今年の「全米オープン」では、最高にクールな限定版ギアを多数用意した。
では、くつろいでショーをお楽しみあれ。
ピンの赤・白・青・金のスタッフバッグ
ピンがオークモントに用意したアンセムスタッフバッグは両側に星条旗があしらわれ、ゴールドでピンの文字が入っており、派手にして誇らしげである。
キャロウェイのオークモント仕様スタッフバッグ
キャロウェイは今週のスタッフバッグを完全オークモント仕様にした。バッグには象徴的な「チャーチピュー」バンカーがあしらわれているほか、ジッパーのつまみもバンカーをモチーフにしている。また、伝統的な緑、白、そして茶色のカラーリングは、コースの有名なクラブハウスにマッチしている。
スコッティキャメロンの白頭鷲パターカバー
スコッティキャメロンは全面的に米国のテーマを取り入れた。カスタムのツアー限定ヘッドカバーには、国鳥の白頭鷲があしらわれており、その羽は星条旗のカラーリングになっている。これ以上、愛国心旺盛なデザインもあるまい。
テーラーメイドのピッツバーグパーシモンメタルウッド仕様
ゴルフ界に変革をもたらしたピッツバーグパーシモンメタルウッドで知られるテーラーメイドは、今回のヘリテージスタッフバッグで、さりげなくそのクラブを引き合いに出しつつ、赤、白、青のカラーリングで、米国のナショナルオープンへの敬意を示している。
ジェイソン・デイの特別仕様
練習ラウンドで着用した短パンが注目を集めたデイは、ピッツバーグのスポーツチームにインスピレーションを受けたイエローとブラックのタッフバッグを使用している。
ベティナルディの星条旗柄ヘッドカバー
ベティナルディの「全米オープン」におけるツアー部門のヘッドカバーは、USAをテーマとしており、星条旗の柄があしらわれている。
トゥーロンは「63」に敬意
トゥーロンは、1973年「全米オープン」を制覇したジョニー・ミラーによる記録破りの「63」を彷彿させるスモールバッチピッツバーグパターで、限定感を遺憾なく発揮した。パターはピッツバーグと同義であるイエローとブラックのカラーリングで、クラブヘッドのトウ部分には数字の63が刻印されており、ヘッドカバーには、オークモントでのミラーの最終ラウンドのスコアカードが刺繍されている。
L.A.B.ゴルフのマレットヘッドカバー
L.A.B.ゴルフの「全米オープン」仕様ヘッドカバーには、マスコットのL.A.B.に加え、チャーチピューバンカーとオークモントのリスのロゴがあしらわれている。
PXGの星条旗柄スタンドバッグ
PXGのスタンドバッグには、バッグの縁にそれとなく星条旗の柄があしらわれている。
コブラのスタッフバッグとヘッドカバー
コブラの「ザ・バーグ」スタッフバッグはスティールシティの愛称で知られるピッツバーグにインスピレーションを受けており、同市を流れるアレゲニー川、モノンガヒラ川、そしてオハイオ川にかかる有名な橋があしらわれている。
(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)