2025年 ザ・プレーヤーズ選手権

シェフラーが振り返る 首痛はねのけ「プレーヤーズ」連覇

2025年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 スコッティ・シェフラー
スコッティ・シェフラーが2024年大会を振り返った(Getty Images)

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ・スタジアムコース(フロリダ州)◇7352yd(パー72)

PGAツアーの旗艦大会「ザ・プレーヤーズ選手権」は13日(木)に開幕する。ディフェンディングチャンピオンはスコッティ・シェフラー。“第5のメジャー”を控えた世界ランク1位がツアーのオリジナルコラムで昨年大会を振り返り、3連覇への意欲を語った。

By Scottie Scheffler

1年前、プレーヤーズを連覇したことは本当に特別なことだった。ひとつ勝つだけでも大変な大会なのに、2連勝はそうそうあることではない。僕たちのツアーのフラッグシップイベントで初めてタイトルを防衛した選手になれたことに感謝している。

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記憶にあるのは、4日間をしっかり戦い抜いたということだ。2日目に痛みが増した首と向き合った自分を、キャディのテッド・スコットが支え、良い精神状態をキープさせてくれた。実を言うと、とにかくパッティングのときに患部の痛みを強く感じていた。でも僕は負けず嫌いで、絶対にあきらめたくなかった。状態が良くなるまで歯を食いしばった。トレーナーによる懸命な治療のおかげで週末までには良くなったんだ。

突発的なケガを負ったとき、朝目覚めたときに前日よりも痛みが引いているか、あるいは痛みが同じ程度であれば、「勝った」と言っていい。土曜日には痛みが少なくなって、ショットをしっかり打てるようになった。日曜日はほぼ普段通りの状態に近く、良いラウンドができた。

最終日はまずフロントナインで良いプレーをすることを目標にしていた。スタート3ホールはパーが並んだけれど、4番でイーグルが来て勢いづいた。バックナインは素晴らしいショット、パットがいくつもあって「64」。すべてのタイミングも噛み合い、全力プレーが最高のフィニッシュに繋がったことが何よりもうれしかった。

PGAツアーのタイトルを争うことはメンタル的にも、フィジカル的にも本当に試練としか言いようがない。最終組で回ることは楽しいけれど、心と身体への負担が何倍もかかる。昨年は首の痛みに苦しんだのもあって調整が大変だったからこそトロフィーを持ち帰ることができて満足感でいっぱいになった。

世界最高の選手たちと競い合うことはゴルフコースで最も楽しいこと。去年のプレーヤーズは闘いの連続だった。数人の選手が19アンダーで終え、僕が20アンダーだったのはたまたまだったとも言える。TPCソーグラスのスタジアムコースで再び素晴らしいプレーができるのを楽しみにしている。

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