2025年 ザ・プレーヤーズ選手権

久常涼が向き合う2年目のアドバンテージとジレンマ 「ないものねだりじゃないけど…」

2025年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 久常涼
久常涼は2年連続のTPCソーグラス

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前(11日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ・スタジアムコース(フロリダ州)◇7352yd(パー72)

前週、久常涼は出場資格を持たないシグニチャーイベント(昇格大会)「アーノルド・パーマー招待」の会場を訪れていた。2月「メキシコオープン」でトップ10入りして、72人のエリートフィールド滑り込みの可能性もあったが、2週前の「コグニザントクラシック」で予選落ち。シグニチャーイベント初出場はならず、今年から拠点を置くフロリダ州オーランドで行われる試合ということもあって足を運んだ。

2025年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 久常涼
知っているコースをプレーする機会が圧倒的に増えた2年目

出場スケジュールが重なれば、一緒に練習ラウンドを行うことが恒例となった松山英樹の組にもついて歩いた。「あんな(難しそうな)コースでサラッとプレーしている“上”の選手たちはバケモンだなと思いましたし、やっぱり自分との差はすごくある。それをちょっとずつ埋めていければ。ずっとやってるだけで(簡単に)埋まるようなものでもないから、難しいところなんですけど…」。目指すフィールドでたっぷりと刺激を受け、同時に悔しさをかみ締めた。

1年目でしっかりシードを確保して臨む2年目。スケジュールは組みやすくなり、昨年初挑戦したこのTPCソーグラスを含め、ほぼ知っているコースで戦えるアドバンテージがあることは間違いない。

2025年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 久常涼
全日本空輸とのスポンサー契約が発表されたばかり。創業者が同郷の縁も

「でも、いまはあんまりそれを生かせてないから…。もどかしい感じはあります」。情報としてインプットされているコースの“怖さ”が、時として自分のプレーを鈍らせることもある。何より、現在のゴルフの状態がいいとも言い切れないという。「最近は“ないものねだり”じゃないけど、全部求めちゃっていて。基礎的なものが低すぎるから、それを上げていきたい。松山さんみたいにどこか突出したものがあることが戦えるポイントのひとつなのかもしれないですし、自分の色を見つけていきたい」と切実だ。

前年大会は日没サスペンデッドで第2ラウンドの最後の1ホールを3日目に持ち越し、カットラインに1打及ばなかった。2アンダー「70」ながら、上がり2ホールで3つ落とした初日を含めて「ちょっとショックでした」と振り返る。それでも、「コース自体は苦手ではないと思う。自分の良さが出せれば」と前向きに言った。

2025年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 古川莉月愛
古川莉月愛さんが名物ホールに挑戦!

練習ラウンドは前半9ホールを松山とともに回り、後半はひとりでプレー。名物17番(パー3)のティショットでしっかりアイランドグリーンを捉えると、サポートスタッフとして帯同している交際中の古川莉月愛(りるあ)さんに自分の6Iを手渡した。開幕2日前でもぎっしり入ったギャラリーは、素振りからして本格的な古川さんのスイングに大盛り上がり。ブランクもあり、男子のスペックのクラブではさすがに厳しく、ボールは池に吸い込まれたが、昨年はできなかった経験を楽しみ、ギャラリーも楽しませた。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/亀山泰宏)

2025年 ザ・プレーヤーズ選手権 事前 久常涼
パターを慣れ親しんだL字に戻しそう
この大会の画像をすべて見る

大会関連ページ

広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

特集記事PR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス