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ブループリントは「S」と「T」の2機種に ピンの新アイアン

2024/01/14 11:03

アイアンの技術革新とパフォーマンスで先頭を走ってきたピンが、新しい鍛造アイアン「ブループリントS」と「ブループリントT」を発表した。2つの機種はいずれもツアーで証明されたテクノロジーにより上達を目論むゴルファーのために設計され、カスタムで製造される。公認ショップでフィッティングを行なった上での事前注文という形で入手可能となっている。

ピンのCEO兼会長であるジョン・K・ソルハイム氏は、「2つのブループリントアイアンは鍛造アイアンのカテゴリーにおける我々の新しい戦略を象徴しています。鍛造で寛容性のあるキャビティバック設計のS、そして伝統的なマッスルバック形状のTにより、我々はツアースタイルの鍛造アイアンを好む幅広い層のゴルファーをターゲットとしています。このブループリントという名は、アイアンにコントロール、精度、そして打感を求める、技術を持ったゴルファーへのメッセージです。その名の通り、この新アイアンの開発において、見落とされたディテールはなにひとつありません。どちらも厳格な水準の元で設計と製造が行われており、ピンのアイアンに求められるパフォーマンスをお届けします」と述べた。

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ピン専属のトッププロによる大々的なテスティングを経て開発された「S」は、鍛造キャビティバック設計により、好スコアにつながるパフォーマンスを生み出す。このデザイン的な要素の多くはピンが長年ツアーで実績を残してきたSシリーズアイアンの影響を受けている。

薄いトップラインと少ないオフセットが特徴のコンパクトな形状は、目の肥えたゴルファーの好みに合ったデザイン。鍛造8620カーボン鋼ヘッドは、クリーンなキャビティデザインでハイドロパール2.0クローム仕上げが違いを際立たせている。溝は最適な打ち出し角とスピン量のため、精密なミーリング加工が施されている。さらに高密度のトウスクリューと、シャフト先端のウエートがスイング重心を適正な値に微調整している。

「ブループリントSは『まだこのアイアンを使うほどうまくない…』と思っているゴルファーにとって、うれしい驚きとなることでしょう。デザインはハンディキャップの低いプレーヤーに訴えかけるものですが、テクノロジーにより、鍛造ブレードに求められる見た目の美しさと打感を持ったアイアンを探しているプレーヤーのために敷居を下げたのです」とソルハイム氏。

「プリシジョン・ポケット・フォージング」と呼ばれる特許を取得した構造技術により、ブループリントSの3番、4番、そして5番アイアンのキャビティ部分には、ポケットが鍛造されている。このポケットは10gの軽量化を実現し、重量を再配置することで慣性モーメント(MOI)が向上。より優れた飛距離と弾道コントロールをもたらす重心位置の最適化が可能となった。また、3~5番アイアンのポケットには、エラストマー製インサートがはめ込まれており、選手用鍛造アイアンに求められるソリッドな打感と打音を実現している。

一方のブループリントTは、操作性を重視し、マッスルバックのサイズと見た目を好む高い技術を持ったゴルファー向けに設計されたモデル。単一ピースから成る鍛造8620カーボン鋼が最高の弾道コントロールと素晴らしい打感を実現した。インパクトエリア付近に質量を集中させたマッスルバック設計で、すべてのショットで操作性と心地良い打音と打感を生み出す。

より低いヒールのフェース高は、ホーゼルからトップラインへの移行が滑らかに調和することで、アドレス時にクリーンで集中を妨げる要素のない見た目を作り出している。薄いソールは全てのコンディションで、一貫性のあるターフの抜けを実現。精密ミーリング溝は、ピンポイントのコントロールを頼りとするプレーヤーに、望ましい打ち出しとスピン量を保証する。そして、高密度のトウスクリューとシャフト先端のウエートが、スイング重心を適正な値に微調整し、わずかにMOIをアップさせた。

「T」のロフト角は、「S」、そしてi230に合わせられており、混合セットを組むことも可能だ。ただし、「T」の3番から9番アイアンの長さは「S」の同じ番手と比べ、より低弾道にするため1/4インチ短くなっている。

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR

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