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2023年 全英オープン
期間:07/20〜07/23 場所:ロイヤルリバプール(イングランド)

首位発進の203cmアマ クリスト・ランプレクトの使用ギア

クリスト・ランプレクトは身長が突出している。そんな彼は、技術の高さでも知られている。

南アフリカ出身でジョージア工科大に通う身長203センチのランプレクトは今季、オールアメリカンのファーストチームでプレーした。また、アマチュアの世界ランキングで3位に入っており、「全英オープン」のリーダーの一人でもある。ランプレクトは前月の「全英アマチュア選手権」を制覇し、「全英オープン」の出場権を手にした。

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木曜の第8組でプレーしたランプレクトは、ロイヤルリバプールでのメジャー初ラウンドで「66」をマークし、脚光を浴びた。

仮にジョージア工科大のバスケットボールチームに入ったとしても9人の選手より背の高い彼の長身は、利点もあるが、その反面クラブフィッティングを難しくする。ドライバーで楽々315~320ヤードのキャリーを出せると述べたランプレクトは、あまりの成長スピードにより、18カ月間で3回クラブのセットを替えねばならず、毎回クラブを半インチずつ伸ばしたという。彼の高校入学時の身長は、わずか173センチだったのである。

タイトリストの3番ウッドを除くと、ランプレクトのバッグはピンのクラブで統一されている。2022年1月1日に施行されたルールにより、彼のドライバーの長さは、最長で46インチに限定されている。3番アイアンを除く彼のアイアンの全番手は、標準的なクラブより1.5インチ長く、また、彼は43インチのアームロック式パターを使用している。

ランプレクトはピンのインスタグラム動画で、「1年前からアームロックを始め、ハーウッド(パター)は約8カ月前から使っています。正直言うと、ズルをしているような気がします」と述べている。

2本のロブウェッジを持って転戦しており、それぞれバウンス角は6度と10度となっている。通常、彼は英国のリンクスのような硬いコースでは、6度のクラブを使用しているが、今週は10度の方のオプションを選択した。

「(ロイヤルリバプールは)とても緑が濃く、リンクスにしてはかなり緑なので、グリーン周りでは安心して10度のバウンスを使えます。それに、バンカーには砂がたくさん入っているので、余分にバウンスが必要となるのです」とランプレクト。

以下は使用ギア一覧である。

ドライバー:ピン G430 LST(9度)
シャフト:三菱ケミカル クロカゲXT70-TX(46インチを1インチ短縮)

3番ウッド:タイトリスト TS2(15度)

3番アイアン: ピン i230
シャフト: トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシューX

アイアン: ピン ブループリント(4番~PW)
シャフト: トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシューX(+1.5インチ)

ウェッジ: ピン GFP(50度、54度、60度)
シャフト: トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシューX(+1.5インチ)

パター: ピン 2021ハーウッド アームロック(43インチ)

ボール: タイトリスト プロV1

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR
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