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タイトリストの新ドライバー ザラトリスが飛距離アップを確信

今季、平均飛距離でツアー16位につけるウィル・ザラトリスは、ドライバーで平均312ydを飛ばしている。彼は昨年と比べ、飛距離を5yd伸ばしたことで、ランキングを7位上げた。

この飛距離アップは、今年の初めにドライバーのシャフトを長くしたことで実現した。そして今、彼は新しいTSR3ドライバーのおかげで、ティショットでさらに6ydの飛距離アップを果たせると考えている。

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彼が6月のメジャー「全米オープン」で使用したTSi3ドライバー同様、新しいTSR3のロフトは8度で、シャフトは45.63インチの藤倉コンポジット スピーダー661 TR Xフレックスが装着されている。

TSR3ドライバーは、タイトリストが6月「トラベラーズ選手権」でPGAツアーの選手たちに発表した新しいドライバー(TSR2、TSR3及びTSR4)とフェアウェイウッド(TSR2、TSR2+及びTSR3)のシリーズに属している。「トラベラーズ」では、8人の選手がTSRドライバーを、そして13人の選手がTSRフェアウェイウッドを実戦投入した。

とりわけ、ジョーダン・スピースがロフト10度のTSR3ドライバーに変更したほか、前週「ジョンディアクラシック」では、J.T.ポストンがロフト9度のTSR3ドライバーを使って大会を制覇したのは記憶に新しい。

ザラトリスは今週の「スコットランドオープン」で8度のTSR3ドライバーに変更した。同大会には、世界トップ15のうちの14人が出場しており、世界13位のザラトリスもその一人である。

彼はフェデックスカップで9位につけており、DPワールドツアーランキングでは、今年のメジャーでの好成績でトップに立っている。彼は4月のメジャー「マスターズ」で6位に入ると、「全米プロゴルフ選手権」と「全米オープン」では連続して2位に入っている。

「実際のところ、初めて(TSR3を)見たのはザ・プレーヤーズ選手権だった」とザラトリスはGolfWRX.comに語った。「ミスヒットにかなり良くなったのは、即座に見て取れたね。スピードも若干上がって、ボール初速は時速1.5マイルほど速くなった。同じシャフトで、新しいヘッドであるというところ以外は、ほぼ何も代えていないんだ」

「彼らは、明らかにヘッド全体にテクノロジーを駆使したね。タイトリストと一緒だと、僕らは限界を十分に押し上げることができるし、僕らにできることもかなりあるのだけど、これだけミスヒットに良くなると、僕の平均飛距離は6ydほどアップすると思うんだ。単に、ミスヒットに強くなり、遠くへ真っすぐ飛ぶようになったというだけでね」

「打音は少し違うね。僕はこもった音が好きなので、自分のウッドにはいつも熱溶解性の素材を入れているんだ。でも、これには入れていないね。打音は少し静かなんだ。わずかながら違いを聞き取ることができるんだよ」

「良い当たりだと、フェースからすごく弾かれるのを感じるけど、さっきも言ったように、とにかくミスヒットへの強さには、驚かされたよ。というのも、僕はヒールよりでヒットすると、ボール初速は時速180マイルくらいになるのだけど、これだと、ヒールでヒットしても時速182マイルで飛ぶんだ。繰り返しになるけど、それで飛距離が6yd伸びるんだ」

今週、ザラトリスは新しいドライバーに加え、藤倉コンポジット ベンタス 8Xシャフトを装着したロフト角16.5度のTSR3 3番ウッドを使用している。

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR

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