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ピンが「s159ウェッジ」発表 フィッティングアプリ導入の恩恵は

ピンが13日(火)に「s159ウェッジ」シリーズを発表した。これはショートゲームを変えるパフォーマンスと業界トップのフィッティングソフトウェアを組み合わせることで実現した、ゴルファーにグリーンへのショット、そしてグリーン周りのアプローチでこれまで以上のスピンとコントロール性能を与える次世代の特殊ウェッジである。

ツアーでその性能が実証されたs159ウェッジには、ロフトとグラインドの組み合わせが25種類あり、火曜からカスタムフィッティングと事前販売が始まる。

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ピンCEO兼社長のジョン・K・ソルハイムは以下のように述べた。

「この新しいウェッジは、我々史上、最も種類が豊富で多用途性が高く、ウェッジのパフォーマンスが著しく進化し、広範囲なフィッティングのオプションが揃ったシリーズです。すでにツアーで勝利を挙げており、我々は世界中で多くの選手たちがこの新しいウェッジに乗り換えているのを目の当たりにしています」

「選手たちはクリーンな見た目、ソフトな打感、そして最も重要なことですが、打ち出しとスピンを精密にコントロールできる能力を大いに気に入っています。このシリーズには、多種多様なプレーイングコンディションやテクニックに合わせてパフォーマンスが発揮できるよう設計された6種類のグラインドが用意されており、我々は全てのゴルファーにフィットするウェッジを用意しました」

「我々はこの新しいウェッジと同時に、『ウェブフィットウェッジ』アプリを発表することに心を躍らせています。これはウェブベースのアプリであり、ゴルファーが自分のゲームに最適のグラインドとギャッピング(番手の間隔)を見つける手助けをするよう設計されました。迅速で簡単に使用できるアプリであり、ウェッジ購入に伴う多くの悩みを解消し、最終的にはプレーヤーがグリーン周りのパフォーマンスを大幅に向上させる上で最も適したs159ウェッジをお勧めしてくれます」

全てのゴルファーにフィットするツアー仕込みのデザイン

ピンと契約するツアープレーヤーによる広範囲なテスティングにより、全レベルのゴルファーにとって魅力的なウェッジシリーズの創作が可能に。8620カーボンスチールヘッドはより直線的な見た目のリーディングエッジに鋳造されており、特にフルショットにおいてその性能を発揮するように設計されている。そして、フェース背面のエラストマーインサートが、ソフトで敏感な打感に貢献する。

アドレス時は、コンパクトなヘッドと進化したホーゼルの変遷がコンスタントなオフセットを生み、「ブループリントS」及び「ブループリントT」アイアンとのシームレスな橋渡しを実現。また、25種類全てのロフトとグラインドのコンビネーションに対し、2種類のパフォーマンスを促進する仕上げを用意。その性能が実証済みのハイドロパール2.0クローム仕上げと、新たに加わった魅力的な防幻仕上げのダークオプションであるミッドナイトのいずれかを選ぶことができる。

より高い一貫性とコントロール

精密にミーリングされたホイールカット溝が一貫性を確保しつつ、多様なコンディションにおけるスピンのばらつきを最低限に抑えることで、より高いコントロール性能を発揮する。ロフト角54度から62度にかけてのオプションは、より間隔の狭いマイクロマックス溝を搭載。ロフト角46度から52度は、フルショットにおけるコントロール性能を重視したミーリングが施されている。これにフェースのブラスト加工による摩擦力アップを組み合わせたことで、あらゆる距離のウェッジショットで、スコアを縮めるための打ち出しとスピンのコントロール性能を発揮する。

スピン量の比較という点では、同社の高く評価される“ウェット・トゥ・ドライ(湿乾)”テストで優秀な成績をマーク。これは室内の管理された環境において、フェースとボールに湿気を加えた上で50ydのショットを打つテスティングであり、オンコースのパフォーマンスを立証する上で重要な要素となっている。

ソルハイムは、「我々の研究開発チームは、このテストをここ数モデルのウェッジに対して適用することで、驚くべきパフォーマンスの結果を明らかにしてきました。多くのフィッターは、これを『スプレーボトルテスト』と呼んでいます。s159ウェッジは一貫して、ウェットコンディションのテストで他のウェッジのパフォーマンスを上回りました。ショット時に一定の湿気や摩擦のロスが伴わないほうが珍しいことを考えると、こういう類のコントロール性能は、ショートゲームにおいて明確かつ説得力のあるアドバンテージとなります」とした。

簡単に扱える教則的なアプリがフィッティングを補助

「ウェブフィットウェッジ」アプリにより、ゴルファーは簡単な方法で、自身のゲームに最適なウェッジのグラインドを判断することが可能に。利用者には、自分のよくプレーするコンディションや技量に関する一通りの質問に答えると、最終的に2種類の推奨グラインドが提示される。この提案を元にフィッターが実証し、ウェッジのスペックの精査を手助けしてくれる。また、わずか数分で完了するアプリを使用すると、ギャッピング(番手の間隔)情報も提示され、ウェッジのセットを組む際に役立たせることもできる。

ソルハイムは次のように続けた。「ウェッジ購入に際し、ゴルファーが設計のニュアンス全般を把握し、何が自分にとってベストであるかを理解することが難しいのは、誰もが知っている通りです。新しい『ウェブフィットウェッジ』アプリについて、我々にはゴルファーに合うウェッジを見つけるプロセスを単純化しつつ、なぜそのグラインドが適しているのかを諭す狙いがあります」

「このアプリは、ダウンロード、ログイン、あるいはサインインなどが不要です。使い方はとてもシンプルですが、ユーザーにとってかなりの恩恵があります。私たちは、ウェッジ購入のプロセスにおいて、ゴルファーがこのアプリに取り組むことを強く推奨します」

2種の新グラインドを含むソール形状

新「H」(半月)グラインド
グリップを操作して多用途性のあるプレーを好む、鋭角に打ち込むタイプのプレーヤーへ向けた一打を縮めるためのオプション。よりソフトなコンディションで最高のパフォーマンスを発揮する。対応ロフトは54、56、58、60度

新「B」グラインド
ニュートラルにフェースを運ぶ、シャローなアタックアングル向け。ローバウンス設計によりスクエアに構えたショットで低い座りとなり、ソール幅が寛容性をもたらすことで、より硬いコンディションでスコアを縮めるパフォーマンスを発揮する。対応ロフトは58、60度

「T」グラインド
最も多用途性の高いオプションが、グリーン周りでのここぞの一打でフェースの操作を可能とする。中間から硬めのコンディションに最良で、より多用途性を必要とするツアープロの声を反映し、62度もオプションに追加。対応ロフトは58、60、62度

「W」グラインド
ターフの抜けで最高の寛容性を発揮。グリップを前傾させ、鋭角に打ち込み、スコアメークのためにクラブへ特殊性と寛容性の両方を求めるプレーヤー向け。対応ロフトは54、56、58、60度

「E」(Eye2)グラインド
引き続き究極のバンカー用クラブとして君臨。ゴルファーへの“砂イチ”の手助けにおいて40年の伝統を持つ。フェースをスクエア、あるいは若干オープンに構えたショットで、比較的ローバウンスとなる。対応ロフトは54、56、58、60度

「S」グラインド
多種多様なコンディション及び技術にフィット。中央部の大きなバウンスはフルショット用途の設計であり、ヒールからトレーリングエッジ(ソールのバックフェース側)へかけてバウンスが削られていることで、グリーン周りでの多用途性を実現。新しい48度のオプションがギャッピングをさらに自由に。対応ロフトは、46、48、50、52、54、56、58、60度

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR

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