ケビン・ナが7年ぶり2勝目 最終日「64」
「持ってる男」ジミー・ウォーカー、圧倒的な強さで首位を独走
ジミー・ウォーカーは「持ってる」のかもしれない。
フェデックスカップポイントで首位に立つ彼が今大会、3日目終了時点で叩いたボギーは1つだけ。2位以下にはなんと6打差をつけ、「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」の最終日に臨む。
<< 下に続く >>
今季8戦目にして早くも3勝目が狙える位置にある、絶好調のウォーカー。3日目は雨と風の中「67」で回り、通算13アンダーでホールアウトした。彼がモントレー・ペニンシュラCCでマークした4アンダーは3日目の全コースの中でも最も低いスコアで、自身にとってもキャリア初の快挙だった。
この日は結局、午後5時43分(米太平洋時間、米東部時間の午後8時43分)に今大会2度目となる日没サスペンデッドが決定。これは強風で2時間20分中断があったためで、いくつかのグリーンでは瞬間最大風速15メートル/秒以上の風でボールを置くことができなかったためだ。3ラウンドの続きは日曜日の午前7時30分(米太平洋時間)に行なわれる予定。
今大会でのウォーカーの6打差は、2005年にフィル・ミケルソンが最終ラウンドを迎える時点で2位のグレッグ・オーウェンにつけた7打差に続いて大きい。最終日の日曜日には今季2勝という記録をさらに伸ばすかもしれない。
「天候がどうなるかなんて、誰にもわからないよね」と、ウォーカー。「ペブルビーチが難しいゴルフコースだというのは、僕もわかってる。特に風がね。でもこの地にやって来て、今のポジションにいるのは心躍るものだよ。この位置にいられるようにすることが、モチベーションになっているんだ」。
一方、ティム・ウィルキンソンは「69」、ハンター・メイハンは「72」をマークして2位タイに。リチャード・H・リーが6アンダーの単独4位で、それから1打差の5位タイにはフィル・ミケルソン、ブレイク・アダムス、ケビン・ナ、ライアン・パーマー、パット・ペレスらが名を連ねている。