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スネデカー、RBCカナディアンオープンで大きな一勝を挙げる

By David McPherson, Special to the PGATOUR.COM

「おおカナダよ、我らが祖国、故郷の地よ・・・」とは、カナダ国歌の歌い出し部分だ。ブラント・スネデカーはカナダ人ではないが(アメリカ人)、彼のキャディのスコット・ベイルはカナダ人である。「RBCカナディアンオープン」最終日、スネデカーが2位以下に3打差をつけて優勝を飾った。同じアメリカ大陸の北に位置する隣国に対して、スネデカーの思いは膨らんだに違いない。

記者会見の間、スネデカーは瓶入りの「モルソン・カナディアン」ビールをすすり、満面の笑みを浮かべていた。そして、カナダのナショナルオープンで優勝することは、スネデカー本人のみならず、彼のキャディにとって、どれほど大きな意味を持つかを語った。

スネデカーのPGAツアー優勝はこれで6度目になる。「すごく興奮している」とスネデカー。「キャリアでも早くから勝ちたいと話していた大会だった。というのも僕のキャディがカナダ出身なので、彼にとってのナショナルオープンでもあるからだ。彼にとっても僕にとっても意義深いこと。ツアーで3番目に古い大会だし、素晴らしい歴史もある。そこで自分の名前がトロフィーに刻まれるなんて、本当に光栄だ」と語る。

3日目は、悪天候による遅れに始まり、色々な事が起きた。この日首位で迎えたハンター・メイハンは大会を棄権し、多くの選手がロースコアを叩き出した。グレンアベイで開催中のトーナメントは最終日、“正常”な状態に戻った。アベイの峡谷から吹きすさぶ風により、バーディは滅多に奪えなくなった。だがスネデカーはそれを問題にしなかった。スネデカーは最終日、2ボギーを叩くも4バーディを奪い、2アンダーのスコア「70」をマーク。キャリア6度目のツアー優勝かつ今季2度目の優勝を勝ち取るには十分な成績だった。

「うまく首位に踏みとどまることができた。課題のパッティングもこなして、何とか堪えることができた」とスネデカー。昨年のフェデックスカップ王者は、今季そのランキングの順位を1つ上げ、3位に浮上した。「今日の勝利はすべてにつながる」と満足げだ。

今季もフェデックスカップ王者に座るには最高の位置につけているスネデカー。出場資格を得ている「ザ・ツアー選手権 by コカコーラ」では、連覇を達成する初のフェデックスカップ王者となるかもしれない。過去5人のフェデックスカップ王者は、いずれも同大会をあと少しというところで連覇を逃している。

3日目を圧巻のスコア「63」で回ったおかげで、スネデカーは最終日を首位で迎えた。そして、その座を譲らなかった。3ラウンドを終えた後、首位にいることの重要性を尋ねられたスネデカーは、すげなくこう返している。

「ツアーでは過去に2度、上位から優勝した経験があったので心得ているよ。明日の最終日は何を予期すべきか分かっている。特にこういったコースでは、首位でいることがすべてではない。たった1ホールで変わってしまうこともあり得るんだ」。

最終日、その轍を踏んだのはダスティン・ジョンソンだった。たった1つのドライバーショットですべてが変わってしまい、今季2勝目のチャンスがつぶれた。最終日は、ジョンソンのセレブな恋人ポリーナ・グレツキーが、警察にエスコートされ駆けつけたが、その運命が変わることはなかった。

16番ホールで惜しくもイーグルパットを外すと、ジョンソンはバーディを奪い、2ホール後を回っていたスネデカーと同順位に並んだ。それから思いもよらないことが起きた。29歳のジョンソンは、パー4、436ヤードの17番ホールのティグラウンドに立つと、フェアウェイウッドではなくドライバーを選んだのだ。その結果、ジョンソンのティショットは右OBを喫する。この日のジョンソンにとっては、このドライバーショットが初めての予想外のミスショットだった。

2回目のティショットも、決して良くなることはなく、今度はフェアウェイ左サイドのバンカーに入れてしまう。深いバンカーに阻まれ、ジョンソンはグリーンオンまで2打を要した。グリーンでも2パットを叩き、トリプルボギーを喫した。続く18番ホールでは、バーディで挽回するも、最終的に4選手が並んだ2位タイに終わった。

「すごく調子が良かったからね」。17番ホールで大きなクラブを選んだ理由を聞かれたジョンソンは答えた。「とても自信があったし、ドライバーのスイングが非常に良かった・・・これはドライバーのホールだなと考えたんだ。だけど、ちょっと残念なスイングになってしまった」と振り返る。

スネデカーは、ジョンソンのトラブルを知るよしもなかった。

「全然知らなかった。リーダーボードは見ないんだ。他の選手のプレーはどうにもならないことだから。今日の自分の目標は、コースに出て、出来る限りロースコアをマークすること。それだけだった」とスネデカーは明かす。

18番ホールのフェアウェイを下っている時には、スネデカーも周りの雰囲気から緊張のようなものを感じ取ったという。「(勝つ)チャンスがあるんだと感じたよ。首位をキープするには十分なんだってね」。

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情報提供:PGA TOUR

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