ベスト4が決定 H.メイハン、I.ポールターらが準決勝進出
2013年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権
期間:02/20〜02/24 場所:リッツカールトンGC(アリゾナ州)
WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 準々決勝レビュー
歴代王者の対決 I.ポールターがS.ストリッカーに3&2で勝利
この一戦は、過去に「アクセンチュアマッチプレー選手権」で優勝経験のある、元王者同士の顔合わせとなった。
イアン・ポールターは、46歳の誕生日を迎えたスティーブ・ストリッカーの祝福ムードに水を差す勝利をもぎ取った。このマッチプレー大会での33試合目で、24勝目となった勝負の分かれ目は、ゲーム中盤に訪れた。
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1番、ストリッカーがバーディを奪って1アップとした時、ポールターは最初のボギー(この日の唯一のボギー)を叩いた。だがほどなくポールターは調子を取り戻し、直後の2ホールで5フィートと40フィートのバーディパットを立て続けに決めた。ブルドッグはまだまだ勝利を諦めていなかったのだが…。
ポールターが3番で40フィートのパットを決めた時も、ストリッカーはまだ勝利の可能性は十分あると思い、7フィートのバーディパットに集中していた。「スティーブはいつも勝つのが難しい選手だよ。そして彼は今日、とても良いプレーをするだろうと予期していたよ」と、ポールターは振り返る。「彼はその通りのゴルフをしたね。私は何とかして前を向くようにしたよ。そしてパー3の3番ホールでは、マッチプレーに相応しいスイングを見せたんだと思う。スティーブが、勝負をかけてきたように思えた。しかし結果的にこのホールでは、私は決め、彼は外した。ゲームの流れはそこか私に傾いたから、優位に進めることができたんだ」。
ポールターは6番でチップショットを決めて2アップとリードを広げ、8番(パー5)で25フィートのイーグルパットを決め、更にリードをひろげた。ストリッカーは10番で4フィートのバーディを決めてその差を2ダウンまで縮めたが、ポールターは更に2つバーディを積み上げ、4アップのリードとした。
14番のバーディで、ストリッカーは3ダウンまで詰め寄り、わずかな希望を持って終盤へ進んだのだが、続く2ホールは互いにバーディとパーで引き分け。ポールターが次のラウンドへ進むこととなった。
【スコアカードの成績】
ポールターは6バーディ、1イーグル、1ボギー。ストリッカーは4バーディ、1ボギー。
【ホール別勝敗結果】
ポールターは6ホールで勝利。ストリッカーは3ホールで勝利。