松山英樹は初めてのコースに「嫌いじゃない」 優勝予想は2番手
2019年 ロケットモーゲージ・クラシック
期間:06/27〜06/30 場所:デトロイトGC(ミシガン州)
プロアマ戦は9ホール 松山英樹と小平智の最終調整
10年ぶりにミシガン州で開催される新規大会の開幕前日に、松山英樹と小平智はプロアマ戦で最後の事前ラウンドを終えた。アウトとインでプロが入れ替わる形式で行われ、松山はインコース、小平はアウトコースをそれぞれ9ホールプレーした。
松山は前日にアウト9ホールをラウンドし、この日で全18ホールのチェックが完了。この日の同伴アマチュアにはデトロイト出身の元NBAプレーヤー、ジョージ・ガービン氏(67)が入り、地元スターにも観客やボランティアから声援が飛ぶ華やかな雰囲気の中でプレーは進行した。
<< 下に続く >>
正午前にホールアウトしたあとは、昼食を摂ることなくドライビングレンジに直行し、弾道計測器の数字をにらみながら約1時間30分、打ち込み行った。初日は午前7時25分(日本時間27日午後8時25分)に、バッバ・ワトソン、ビリー・ホーシェルと同組で10番からスタートする。
小平は月曜日から計27ホールの事前ラウンドをこなし、開幕への準備を整えた。初めて臨む18ホールの印象については「自分的にはすごく好きなコース。ただ、毎日のように横風が吹くのが難しい。吹く方向も一定ではないので注意したい」とし、舞うような風の読みを攻略ポイントのひとつに挙げた。
全体的にフラットでホール幅は広いながらも、小さく複雑な傾斜が入り混じったグリーンが続く。「パーオンがカギになる。続けることができればいいスコアが出ると思う」と、風対策を含めて高い精度のショットが求められそう。新規大会だけに優勝スコアをイメージすることは難しいが、小平は「伸びる感じになると思う」と予想した。「早い時間にパパっと回っていいスコアを出したい」と、午前7時45分(同8時45分)に1番からティオフする初日にスタートダッシュをかけたい構えだ。(ミシガン州デトロイト/塚田達也)