2019年 RBCヘリテージ

スロバキア勢の初Vなるか? 南アから国籍登録変更のサバティーニ

2019年 RBCヘリテージ 3日目 ロリー・サバティーニ
サバティーニは現在スロバキア国民としてPGAツアーを戦っている

◇米国男子◇RBCヘリテージ 3日目(20日)◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)

南アフリカ出身の43歳、ロリー・サバティーニは、昨年12月にスロバキア国籍を取得した。マルチナ夫人と継子が同国出身という縁で市民権を得た。

2011年までに米ツアー通算6勝を挙げたサバティーニは、キャリアで南アフリカ代表として6回の「ワールドカップ」出場を誇る。出身はダーバンだが、祖先はイタリア、スコットランド系で、アマチュアゴルファーとして注目されるようになると米国に飛びアリゾナ大に進学した。ちなみに、依然として南アの国籍を持つほか、米国の市民権、英国のパスポートも所持しているという。

マルチナ夫人のいとこが、スロバキアゴルフ協会の副会長を務めていることからも、発表当時は2020年の東京五輪を見据えたものと一部で報道された。現在の世界ランキング213位は、南アフリカ代表では15番目である一方で、スロバキア国籍ではダントツのトップ(2番目のペトル・バラセクは1979位)。上位60人が出場できる五輪ランキングは50位で、このままいけばオリンピアンになる。

しかしサバティーニは1月に、その見解を否定した。「この決断は五輪でプレーするためではない。ひとつは妻と子どもをサポートするため、もうひとつはスロバキアのゴルフを開放するためだ」とし、同国のゴルフ発展に寄与する考えを示した。

登録国籍の変更で、すでにスロバキア人としての初めてのPGAツアーメンバーになった。首位に1打差の2位タイで最終日を迎える「RBCヘリテージ」で逆転すれば、もちろん同国に初めてツアー優勝をもたらすことになる。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド/桂川洋一)

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