ウッズ2打差2位で最終日へ 松山英樹25位、首位にモリナリ
2019年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
小平智は1W使用を2ホールに限定 後退も「良い感覚」
◇メジャー第1戦◇マスターズ 3日目(13日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)
オーガスタナショナルで小平智が思い切った“奇策”に出た。1Wを握ったのはこの日2ホールだけ。3Wをティショットの中心クラブに据えてプレーした。46位タイから2バーディ、3ボギーの「73」で2オーバー50位タイに順位を下げたが、「バーディチャンスがたぶん、3日間で一番多かったと思う。すごく自信になった」と話した。
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6番(パー3)までに2つスコアを落とし、その後スコアが動いたのは4mを決めてバーディとした14番だけだった。
浮上を阻んだのはグリーン上でのプレーだったという。13番では2オン、15番(いずれもパー5)では2打目をグリーン右まで運びながら、どちらもパーどまり。「自分では変わっているつもりはないんですけど、少しずつ体の向きだとかがずれて、ちょっとずつ入らなくなったのかなと思う」とパットの不振を悔やんだ。
7475ydのロングコースで、1Wは11番、15番(パー5)だけで使った。1Wショットへの不満、他のクラブでのショットとのマッチングへの不満を吐露したのが前日のこと。
「1Wが良い日はアイアンがダメで、1Wがダメな日はアイアンが良くて、ちょっとそこがずれていてそこが気持ち悪い。そういう言い訳をしたくなかった。きょうは3Wを試しにずっと使ってみようと思った。ショットはすごく良い感覚で、やっぱり“そこ”は間違っていなかったんだなと再確認できた。あしたからは良い感じで回れるかな」
次週には前年優勝者として迎える米ツアー「RBCヘリテージ」も控えている。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)