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2019年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

松山英樹は18番ダブルボギーで「68」 自己ベスト更新ならず

◇メジャー第1戦◇マスターズ 3日目(13日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)

期待されたロースコアは目の前にあった。1オーバー46位タイから出た松山英樹は後半17番までに8バーディ、2ボギーとしていたが、最終ホールで痛恨のダブルボギー。「68」で通算3アンダーの25位に浮上しても、「もったいなかった」と表情は硬いままだった。

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最終組から4時間以上前のティオフで、松山は前半からスコアを動かした。UTで2オンさせた2番(パー5)から2連続バーディ。4番(パー3)、5番をショートゲームで耐えきれず連続ボギーとし「きのうまでと変わらないな…」と悲観したが、6番(パー3)で第1打をピンそば50㎝につけてバーディ。9番までにさらに2つ伸ばして「33」で折り返した。

バックナインで再加速。11番で3mをねじ込んでボギーを免れると、13番(パー5)から3連続バーディを決めた。「11番でパーを拾えたので、スコアを落とさずに行けていた」と、今週新しく投入したベントネックモデルのパターもかみ合い、グリーン上で復調。1.5mを残した16番(パー3)のパーパットも流し込んだ。

2015年の最終日にマークしたオーガスタでの自己ベスト「66」には最終ホールをパーで締めれば並ぶはずだった。もちろん更新を狙った松山は18番も攻め気を貫いた。1Wでフォローの風に乗せて304ydのビッグドライブを見せたが、残り154yd、9Iでの2打目はピンからわずかに右にそれてショートサイドのバンカーに落ちた。下り傾斜を警戒して1打で出せず4オン。さらに1.2mのボギーパットをカップ左に外し、ため息をついた。

「感触よりは結果がきょうは良かったので、このまま終われればなと思っていたんですけど。(パットは)微妙な距離が入ってくれたので、最後は入れたかったですね。ダブルボギーがなかったらよかった」

2人1組、全選手が1番から出るのがマスターズの決勝ラウンドの通例。今年は最終日の荒天が予想され、ティオフ時刻が早まっただけでなく、3サムでアウト・インからティオフする異例の措置がとられる。「(今までもマスターズで)風が強い時はありました。雨はなかったですね。でも、ツアーで何回もそういうのはあるんで、どうにかなると思います」。自身8回目のオーガスタでの戦いは残り18ホールになった。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)

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