「シュライナーズホスピタルforチルドレンOP」3日目スコア
2018年 シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン
期間:11/01〜11/04 場所:TPCサマリン(ネバダ州)
パー4で1オンの見せ場も…小平智は消化不良の「67」
◇米国男子◇シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン 3日目(3日)◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7255yd(パー71)
61位で出た小平智は1イーグル4バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算7アンダーの40位に上がった。短いパー4の15番(292yd)では、第1打をピンまで3mに1オンさせるスーパーショットで見せ場を作った。
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ボギーを先行させて迎えた前半15番。グリーン手前にキャリーさせた小平の打球は、ピン左3mで止まった。「あそこまで行けばとは思ったけれど、あんな良いところまで行くとは」。インスタートの“裏街道”で最終組の1つ前。決して多くはないギャラリーからの大声援に両手を挙げて応えた。曲がりが強いスライスラインを外して2パットのバーディとしたが、大きな歓声を受けた。
続く16番(パー5)では、202ydの第2打はグリーン手前の池を越え、ピン奥8.5mに2オンさせた。今度は下りのパットをジャストタッチで沈めてイーグル。最終9番(パー5)でも2オンからバーディを獲るなど、前半と後半で2つずつ伸ばした。
ショットで見せ場を作り3日間の自身ベストスコアにつなげたが、「きのうの方が気持ちよく打てていたのもある」。上位陣は、この日ベストの「61」で3位に浮上したルーカス・グローバーをはじめバーディ合戦を演じている。決勝ラウンドに進んだ74人中、61人がアンダーパーを出した。「イーグルで気持ち的には落ち着いた。ただ、みんな伸ばしているので、(イーグルも)そこまでは嬉しくはない」と悔しさが上回った。9打離れる首位の背中は遠いが、「12アンダーくらいまではいきたい」と最終日の戦いを見据えた。(ネバダ州ラスベガス/林洋平)