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2018年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/09〜08/12 場所:ベルリーブCC(ミズーリ州)

「ガンガン攻めたい」イーグル奪取の小平智は決勝チケット濃厚

◇メジャー最終戦◇全米プロゴルフ選手権 2日目(10日)◇ベルリーブCC(ミズーリ州)◇7316yd(パー70)

1オーバーの62位タイから出た小平智は1イーグル2バーディ、2ボギーの「68」でホールアウトし、通算1アンダーの暫定49位タイで2日目を終えた。今季メジャー4試合で3回目の予選通過を濃厚にした。

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カットラインのすぐ上で2日目を迎えた小平は、序盤にスーパープレーを見せた。出だし10番をボギーとした後、この日298ydに設定された11番で1Wを強振した。「最初にトミー・フリートウッドがキャリーでグリーンの奥の段まで行った。だから自分はちょうどいいと思った」という狙い通り、描いた放物線は手前の段に着弾しピン左1mで止まった。「完ぺきでした。上りのまっすぐのラインについた」と圧巻のイーグルを決めた。

中盤はショットが右に流れるシーンが多く、「バラバラで耐えるゴルフになった。きつかった」という。「ドライバーと、ほかのクラブとの流れが良くない」とショートゲームに頼るホールが続いた。14番では右ラフからの第2打を左の谷に落としながら、パーセーブ。折り返しの18番では、グリーン右手前のバンカーから1mに寄せてボギーを逃れた。

3番(パー3)をバーディとし、「一番大きかった」と言ったのが6番(パー3)。第1打を左サイド、逆目のラフに外すと、ウェッジでのショットはピンを6mオーバー。これをねじ込んでパーを拾った。続く7番で、残り140ydの第2打をPWでピンそば1m以内に寄せてバーディとする最高の流れ。「小技とパターに救われた一日」と振り返った。

小平は昨季出場した「全米オープン」、「全米プロ」でも決勝ラウンドに進出しており、今大会を含め直近6回の出場メジャーで予選落ちしたのは今年の「全米オープン」だけ。「第一関門は突破した。あとは上に行くだけ。あしたからはガンガン攻めたいと思います」。週末へのチケットを手に入れただけでは、もう満足できない。(ミズーリ州セントルイス/桂川洋一)

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