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2018年 WGCブリヂストン招待
期間:08/02〜08/05 場所:ファイヤーストーンCC(サウス)(オハイオ州)

松山英樹は36位で最終日へ 乱れた1Wショットの傾向と対策

◇世界選手権シリーズ◇WGCブリヂストン招待 3日目(4日)◇ファイヤーストーンCC(オハイオ州)◇7400yd(パー70)

松山英樹は4バーディ、4ボギーの「70」とスコアを伸ばせず、通算1アンダーのまま36位にとどまった。上位争いには加われず、トップとは13打差で最終日を迎える。

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フロントナインのスコアカードは穏やかに2バーディ。6Iで2オンに成功した2番(パー5)でまずスコアを伸ばし、5番(パー3)では4m弱のチャンスを生かした。「きょうは良い感じで振れていた。最初の3ホールから7番くらいまで良いショットが続いていた」とロースコアも期待できる展開。良いリズムは徐々にティグラウンドから乱れた。

「その後の1Wショットがほとんど曲がった」。右ラフに入れた8番以降、1Wでフェアウェイをとらえたのは1ホール(16番)だけ。バックナインは出入りが激しくなった。11番で第1打を左に曲げてボギー、12番(パー3)は5mを沈めてバーディ。13番ボギー、14番バーディ…と一進一退の攻防を強いられた。

左右に散った1Wショットの要因を松山は丁寧に説明した。「最初の何ホールかは良い球が出ているんですけど、一発右に行ってしまうと、左に打ちたくなるような傾向がある。それをまた嫌がって、もっと右に打ってしまうことが続いている」。1ホールごとに修正を加えながらプレーしているが、なかなか許容範囲に収まらない。コースのフェアウェイ幅は約25yd以下と狭いが、それは「分かりきっていること」。リズムが悪いときには思いもよらないミスも出る。初日にイーグルを決めた16番では、残り88ydの第3打がフォローの風を把握しながらグリーンをキャリーでオーバーさせ、ボギーとした。

結果に関しては「スコアが出ないのでやっぱりしんどい」と正直に言った。その苦しい言葉の中にも「後半も悪い感じはなかったけど、なかなかうまくいかないな、という感じ」と小さな進歩がある。グリーン上については、ポジティブに自己採点した。前日まで使った新しいピン型パターを“エース”に戻し、「ミスパットというミスパットは11番の(外した)パーパットくらい。パットに関してはちょっと気楽に考えられますね」とうなずいた。

だからこそ、ショットが完全復調すれば…という期待がわく。「良いスイングをすれば真っすぐ行く。良いショットが“出るか出ないかの際どいところ”です。練習をして克服しないといけない」。強い西日が照り付けたドライビングレンジでの居残りにも熱がこもった。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)、

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