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松山英樹 ついにショット復調「勝負できるところに来た」

2018/05/21 11:28


◇米国男子◇AT&Tバイロン・ネルソン 最終日(20日)◇トリニティフォレストGC(テキサス州)◇7380yd(パー71)

「やっと普通のゴルフができました」。松山英樹に“らしさ”が戻ってきた。7アンダー29位タイから6バーディ、1ボギーの「66」をマークし、通算12アンダーとして16位タイでフィニッシュ。120位と出遅れた初日から巻き返し、ショットの復調にも納得。確かな手ごたえを感じて3連戦を終えた。

4月の「マスターズ」以来、約1カ月ぶりに迎えた最終日に松山のショットにキレが出た。大雨による4時間遅れのスタートをものともせず、出だし1番で3mを沈めてバーディ発進。「3番のティショットくらいまでバタバタしましたけど、そこからはうまく打つことができた」。315ydと短い5番では3Wでの1オン成功から2パットバーディを決め、ハーフターンまでに4つスコアを伸ばした。

パットが冴えてマークした2日目の「63」とは違い、この日はショットもスコア作りに一役買った。「ロングパットが入ったのは10番のパーパット(9m)くらい」。ショットの“貢献度”を示すストローク・ゲインド・ティ・トゥ・グリーンは2日目の「+1.066」(全体43位)に対し、最終日は「+1.645」(全体17位)に上がった。

1Wショットでの右へのミスを課題に上げながら「それは左に行くようにクラブをいじればいい」。前日まで左へのミスが多かったアイアンショットを修正し「『真っすぐ飛ぶと、こんなに楽しいんだな…』と思えるようになった」と周囲を笑わせた。

2週前の「ウェルズファーゴ選手権」はMDF(最終ラウンドの出場人数制限)、前週の「ザ・プレーヤーズ選手権」は予選落ち。今大会も予選通過圏外でスタートした。日々、スイングの試行錯誤を重ね、「やっと、全部が噛み合えば“勝負ができるかな”というところまで来た」。春先に心配された左手首周辺の痛みも解消された様子。事実、この3試合は患部にテーピングを一日も巻くことなくプレーした。

1週のオフを挟み、次戦は31日(木)開幕の「ザ・メモリアルトーナメント」(オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)。「ピンポイントで狙わないといけないコース。狙えるショットを作りたい」とブラッシュアップを誓った。「3週間(連続で試合を)やるのは久々で体力も消耗している。ケガもない。トレーニングも、球もしっかり打てればと思います」。2014年にツアー初勝利を飾った大会で、6月のメジャー第2戦「全米オープン」(ニューヨーク州シネコック・ヒルズGC)に向けて弾みをつけたい。(テキサス州ダラス/桂川洋一)

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