池田勇太は相乗効果?で好発進 同組3人合わせて13バーディ
2018年 WGCメキシコ選手権
期間:03/01〜03/04 場所:チャプルテペクGC(メキシコ)
池田勇太は世界ランク50位以内をキープ 米国で調整へ
◇世界選手権シリーズ◇WGCメキシコ選手権 最終日(4日)◇チャプルテペクGC (メキシコ)◇7330yd(パー71)
2オーバーから出た池田勇太は5バーディ、3ボギーの「69」で回り、前日3日目に続いて60台を記録した。通算イーブンパーの46位タイでフィニッシュ。世界ランキング49位に踏みとどまり、次週以降は米国で4月のメジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州・オーガスタナショナルGC)に備える。
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インスタートの最終日は前半12番で第2打をピンそば1m、13番(パー3)では13mを沈めて2連続バーディを先行。そのまま勢いに乗るかに思われたが、後半6番(パー5)では第2打がグリーンエッジに当たって手前に戻り、池に飛び込むアンラッキーでボギー。
最終9番のバーディフィニッシュにもぶ然として「もう少しバーディを取りたかった。(初日から)2日間で、しっかりしたゴルフをできなかったのがこういう結果になった。(週末の)2日でスコアを戻したけれど、“あとの祭り”だったなと」と振り返った。
標高2300mのメキシコで2年連続の出場ながら、ショットの距離感やパッティングがかみ合ったのは3日目になってから。「悔いの残る終わり方」という。
それでも、週末の頑張りは無駄ではない。今大会を終えて世界ランキング50位以内を確保したことで、2週後の「アーノルド・パーマー招待」(フロリダ州ベイヒルクラブ&ロッジ)、3週後の「WGCデルテクノロジーズ マッチプレー」(テキサス州オースティンCC)への出場を見据え、次週はフロリダ州内で調整する予定。マスターズへ向け、万全の態勢を整えたい。(メキシコ・メキシコシティ/桂川洋一)