“一番のファン”へ リッキー・ファウラーが招待した特等席

2018年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン 初日 リッキ・ファウラー
リッキ・ファウラーの帽子につけられたバッジの意味は?

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 初日(1日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7266yd(パー71)

リッキー・ファウラーにとって、今大会は雪辱であり、追悼でもある。初日に1イーグル4バーディ、1ボギーの5アンダーをマークし、首位と2打差の2位で発進した。一昨年は松山英樹とのプレーオフに敗れて2位、昨年は4位。勝ちきれない悔しさとともに「一番のファン」という少年への思いも、心の中で大きなウェイトを占めている。

今週、ファウラーのキャップにつけられた小さなバッジ。グリフィン・コンネルくんという少年の写真があしらわれている。当時2、3歳だったという2013年大会で知り合って以来、交流を深めてきた二人だが、先天性の呼吸器障害を抱えていたグリフィンくんは前週、その短い生涯を閉じた。

「両親に連れられて、ベビーカーやバギーに乗っていたころから知っていた。ゴルフが大好きで、彼は僕にとって“一番のファン”だった。自分とキャディのジョーにとって特別な存在だった。毎年、この会場で会えるのを楽しみにしていたんだ。今年、もう会えないのは悲しい」と、ファウラーは言った。

グリフィンくんのために何かしたいと考えたファウラーは、彼を自身のキャップという特等席に招待した。日曜日の午後、君はそこからどんな景色を見るのだろうか?(アリゾナ州スコッツデール/今岡涼太)

2018年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン 初日 リッキ・ファウラー
ファウラーは首位と2打差の2位で発進した
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