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2018年 セントリートーナメントofチャンピオンズ
期間:01/04〜01/07 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)

期待高まる新年 松山英樹、2018年の抱負は『無』!?

◇米国男子◇セントリートーナメントofチャンピオンズ 事前(3日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7452yd(パー73)

2018年の初戦を翌日に控えて、松山英樹はプロアマ戦で最終調整した。前日の練習ラウンドを含めて計36ホールのコースチェックを終了した。メジャー初制覇に期待が高まる一年の幕開け。新年の抱負を「『無』でいこうと思う」と、おどけ気味に話した。

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昨年12月のツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」を終えて約1カ月のオフ期間を過ごした。表彰式への出席や、取材対応といった仕事以外の場面は「ゆっくりもしたし、練習もトレーニングもした。普段のオープンウィークと似たような感じ」と振り返った。スイングに修正を加えて改良を目指すショットについては「(オフは)そこまで打ち込んだわけではない。(約)3週間で良くなったら苦労しないですよ」と苦笑いした。

年末にはうれしい知らせもあった。前年末の世界ランク50位以内の資格で東北福祉大OBの先輩・宮里優作が4月の「マスターズ」出場権を滑り込みで獲得した。いずれも同大学出身の松山、池田勇太に続く3番目の切符に「良かった。楽しみですよ。(一緒に練習ラウンドするなら)僕がスケジュールを合わせにいきますよ」と笑顔で祝福した。

親交の深い谷原秀人についても「欧州(ツアー)でやっているのでチャンスはあると思う」と2年連続のマスターズ出場への期待を込めた。現在69位の世界ランクを上げて、大会前週に50位以内に食い込む必要があるが、松山は「(谷原も)大学の先輩なんで。いてくれると自分も楽になる。(東北福祉大出身者が)そろったら面白い」と語った。

世界ランク5位で迎えた新年。周囲の期待の声は、当然聞こえる。「特にメディアさんですけどね(笑)。周りの方々に色々と(期待を)かけられて…。それに向けて頑張っていけたら良いと思う」。束の間のオフを終え「試合が始まってしまえば、それ(マスターズに向けて)を考える余裕はない。だから一試合、一試合をしっかり大事に戦っていきたい」と引き締めた。(ハワイ州カパルア/林洋平)

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