ダブルス戦に松山英樹&谷原秀人が出場 金銀コンビにデイ&ファウラーも
2017年 チューリッヒクラシック
期間:04/27〜04/30 場所:TPCルイジアナ(ルイジアナ州)
谷原秀人は松山英樹の愛用ボールを使用 合同練習ラウンドを実施
◇米国男子◇チューリッヒクラシック 事前情報(25日)◇TPCルイジアナ(ルイジアナ州)◇7425yd(パー72)
36年ぶりに復活したPGAツアーのダブルス戦に出場する松山英樹と谷原秀人のコンビは、開幕2日前の25日(火)に2人で練習ラウンドを行った。初日と3日目に予定されるフォアサム形式(1つのボールを交互に打つ)に備えて、谷原は相棒の使用するボールで練習を積んでいる。
<< 下に続く >>
この日、初めて合同でラウンドした東北福祉大学の先輩後輩ペア。午前10時ごろから和気藹々とした雰囲気で18ホールを回った。松山はグリーン周りでのアプローチを念入りに確認。谷原はグリーン上で多くの時間を割いた。
谷原は今季タイトリストのボールを使うが、今大会では松山の「スリクソン Z-STAR XV」を使用する。コース入りした23日(日)から3日間で計36ホールの練習ラウンド。ボールは昨季まで使用していたモデルで「去年までのこともあるので大丈夫」と不安は見られない。
アジア・欧州対抗戦の2014年「ユーラシアカップ」以来のダブルス戦で、「相手もいるので、何とも言えないけど滅多にない。今回が盛り上がれば世界的にも(ダブルス戦が)増えてくるし良い機会。(団体戦の)『プレジデンツカップ』に出場できれば、それにもつながってくる」と話した。
相棒は世界ランク4位と今大会出場選手の中で、同3位のジェイソン・デイ(オーストラリア)に次いで高ランク。戦術も勝敗を大きく左右する。「きょう夕食を一緒に食べて、いろいろと話しますよ」とした。
16日に終えた米国ツアー「RBCヘリテージ」後に一時帰国して再渡米。1月から世界転戦が続くが、「もう慣れました」と苦笑いの38歳。この日もコースに残る選手がまばらになった午後5時まで練習を続けていた。(ルイジアナ州ニューオリンズ/林洋平)